
11/08/08
俺も小学生の時の自分の話をひとつ。
当時、犬を飼っていた俺は日課の散歩に出かけた。見たいテレビを見てから出かけるのが常だったので、その日も陽が暮れて辺りはすっかり暗くなっていたと思う。
当時の家は郊外にあったので雑木林や竹林も多く、慣れない人にはそうとう寂しく感じるであろういつもの散歩道。
そこを小走りで2~30分かけて家に戻るのが常なのだが、雑草がうっそうと茂った野原の一本道に通りかかった時の事。
犬が突然茂みの方にグワッと俺を引っ張った。何事かとそっちを見ると草原の中から足が二本、ニョキッと道路に向かって飛び出していた。