路地

408: 本当にあった怖い名無し ID:G1T9CDd5
子どもの頃、休日幼馴染の家で遊んでいたら昼になったんで、
昼飯食いに一旦自分の家に帰ることにした。

幼馴染の家を出て、20mくらい歩いた所で、不意に子ども2人の泣き声が聞こえた。
自分は何故かその声を聞いて、直感的に「男の子と女の子の声だ」と思い
何の気なしに声の聞こえてくる所へ歩いていった。
そこは表通りからは見えにくい民家と民家の間だったんだが、
「ここに泣いてる子どもがいるのだな?」と思って覗き込んだら
白い猫と黒い猫が2匹、同じポーズをしてこちらを向いていて、
子どもの泣き声だと思ったのは、その2匹の鳴き声だった。
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