この不気味な団地について 2023年11月23日 カテゴリ:人怖不気味 11/12/21本当についさっきあった話です。私は営業の仕事をしています。集合住宅地、つまりは団地みたいなところで1件1件回って商品を案内しています。もちろんむさくいに回るわけじゃなくて、担当者ごとにエリアが決まっていて、そのエリア内で回るのです。私が担当しているエリアで、某団地のみは営業しなくても良いと言われています。その理由を先輩に聞いたところ、田舎で駅から遠く、周りも田んぼばかりなので人がほとんど住んでおらず、そういう過疎な団地に時間を割くのがもったいないからだそうです。 続きを読む タグ :田舎営業薄気味悪い視線
【怖い話】エレベーターの扉に映る人の視線 2023年11月21日 カテゴリ:短編怖い話 12/02/22私はビジネスビルの二十階で仕事をしている。昨日の夕方、一日の仕事を終えてエレベーターホールへ向かった。やって来たエレベーターは上の階で乗り込んだ人達ですでにかなりいっぱいになっていたけれど、何とか一人乗れるスペースがあったので乗り込んだ。私の立ち位置はちょうどエレベーターの左右の扉の合わせ目の真ん前。扉はピカピカに反射する素材で出来ていて、振り返らなくても自分の背後が見て取れる。 続きを読む タグ :無表情薄気味悪いビジネスビル精神的
【家の中の怖い話】なんか人形の向きが変わってる 2023年10月26日 カテゴリ:怖い話不気味 12/05/25我が家の洋室で起こった話。長文失礼。我が家には客間とは名ばかりの洋室がある。来客は多いが、みんなリビングに通してしまうので洋室に通されるのは家庭訪問時の教師くらいだった。そうなると必然的に物置代わりになるもので、古い本やレコード、存在を忘れられたワインやウイスキーなんかが並ぶようになった。その一角に、十数体の人形が保管されている戸棚がある。戸棚の中は人形がすきまなく飾られていて、入り切らなかったのか、3体ほど戸棚の上に置かれていた。 続きを読む タグ :薄気味悪い生首テレビ
【怖い話】移動する床下のクツの話が怖い 2023年10月20日 カテゴリ:短編怖い話 12/04/26今日あった話。私は設備関係の仕事をしていて、仕事柄他人の家の床下に入ったりする機会も多い。今日電気工事で、あるお宅の床下に入ったら、せまいすき間をいくつか越えた先になぜか子供用のクツが片方落ちていた。何でこんなところに?と不思議ではあったけど、新築工事の時にでもまぎれ込んだのかな?と気にしないようにして触れずに置いといた。で、作業の途中でふとそのクツが目に入っても近付かないようにしてたはずなのに、さっきと位置が変わってる。 続きを読む タグ :設備関係電気工事ちょっと怖い薄気味悪い
【怖い話】夜の採石場で、自転車に乗った芸子のような 2023年10月10日 カテゴリ:短編怖い話 04/08/12東京都F市に引越した当日、友人のMが歩いて20分ほどの所に住んでいると聞いていたので、たずねてみる事にした。「多摩川沿いをずっと来ればオレのオンボロアパートがあるよ」そうMが言ったので、自分はみやげのビール片手に散歩の感覚で出発。時刻はすでに午後23時を回っていた。しばらく川沿いを歩いたが、結構曲がりくねっていて「これ遠回りじゃないか」と考えた自分は、川の横にあった採石場を突き抜けていく事にした。砂漠の様な無人の採石場を月が煌々と照らしていて、なかなか幻想的。しかし、行けども行けども採石場が続く。小高い丘や森も見えてきた。 続きを読む タグ :東京都場違い薄気味悪い紫色の着物鳥肌雰囲気
【どうかしてる 】墓地で骨を食べる人間 2023年09月29日 カテゴリ:短編不気味 11/09/10小学校一年か二年の時、いつも友達と帰ってたのにその日は知らない上級生二人組(確か兄妹)といつの間にか帰る事になった。そんで通学路で帰らず、その二人が美味しいものがあるから遠回りして帰ろうって少し遠回りして、なんでか近所の墓地に向かった。なんでも飼ってた猫が死んで墓地に埋めたらしい。いわく、「だって墓地は死んだものを埋める所だから」そんでおもむろに二人は墓地の隅を掘り返し、掘り当てた。汚れた白く細いモノを食べ始める。 続きを読む タグ :薄気味悪い謎の記憶普通じゃない精神的奇妙誰も信じてくれない
【田舎であった不思議な話】水晶玉・赤い箱・泥の足跡 2023年09月08日 カテゴリ:田舎の怖い話不思議 13/08/28 夏に田舎へ行った時、不思議というか怖いというか、そういう体験をしたので書いてみる。 親父の実家が田舎の古い家で、おばあちゃんとおじさん夫婦(親父の兄)が住んでる。おじいちゃんはすでに亡くなってて、おじさんとこの子供は都会で別居。 年に2回、盆と正月に集まるくらいで、その時には墓参りだのそうじだのをする。今年は離れの横にある小屋の大そうじだってんで、親戚一同がくそ暑い中でバタバタやってた。 小屋の中にあるいろんな物を表に出して、炎天下で虫干し&仕分け。 続きを読む タグ :お墓参り小屋大掃除実話薄気味悪い
【怖い話】ロフトから覗く頭 2023年09月06日 カテゴリ:短編一人暮らしの怖い話 12/06/26実話だからオチや煽りもないけど、まあ聞いてくれ。2000年前後だから12年ぐらい前の話。当時大学生だった俺は、PS2を買った一人暮らしの友人宅に遊びに行ったんだ。で、行ったはいいがその友人はすぐにバイトに行ってしまい俺は一人ぼっち。夜の23時ぐらいだったか、一人ではじめの一歩を遊んでたんだが、ちょっと飲み物でももらうべか、とキッチンの方に顔を向けたら、ついに見ちまった。友人宅は小さいアパートで、玄関というかキッチン上にロフトがあって、そのロフトに何やら黒い物があるのさ。転落防止で気持ち程度の壁があるんだが、その壁の上に黒い物体。 続きを読む タグ :世田谷区祖師ヶ谷大蔵駅事故物件一人暮らし薄気味悪い
【短い怖い話】便意を催し近くにあった雑居ビルに飛び込んだ→すると… 2023年09月05日 カテゴリ:短編怖い話 13/07/1010年近く前の話大学の帰りに近くに出来たブックオフに寄ったので、いつもとは違う道を駅まで歩いていた。8時過ぎていたと思う。突然猛烈な便意を催した。辺りにはコンビニとかマックとかはなく、焦った俺は偶然通りかかったちょっと新しめの雑居ビルに飛び込んだ。エレベーターを使うのももどかしく階段で二階へ上がったが、廊下を見渡してもフロア内にトイレが見当たらない。おかしいと思ったが漏れそうだったんで、見切りをつけて三階へ上がった。廊下を見渡すと奥にトイレの表示が見えたので早歩きで向かった。 続きを読む タグ :薄気味悪いホラー雰囲気オフィス大勢の人間
【怖い話】話しかけてきた客の正体がヤバい 2023年08月30日 カテゴリ:不思議怖い話 14/05/21母から聞いた話。ほんの1ヶ月くらい前の話です。母は、あまり大きくない総合病院の売店でパートをしています。小さな売店で、店員も午前・午後で一人ずつ交代して営業。母は午後の担当で、閉店までのシフトです。売店は外来受付のロビーに面しているのですが、外来受付は売店より早く閉まってしまうため、閉店間際は暗い外来受付ロビーの隣で営業するかたちになります。ある日、外来も閉まり入院患者への面会時間も終わった時間に、見た目も服装も若い男が売店にやってきたそうです。 続きを読む タグ :病院の売店客中学校の同級生バイク事故薄気味悪い死んだはずの男