私が小学3~4年生くらいの頃の話。
怖い話しというよりは変な話です。
当時、私は大分県の竹田市って所に住んでいて、私の住んでいる所の近くには昔使われていたキリシタンの礼拝堂がありました。
礼拝堂っていっても綺麗な建物ではなくて、山を無理やりくり抜いた洞窟に、キリストの人形みたいなのがちょこんと置いてあるだけのきったない場所。
当時、私の通っていた小学校ではかなり話題になった有名な話なのだが、この礼拝堂に暗くなってから行くと、まっくろくろすけがやたら出るというものでした。
どれくらいかというと、本当にわんさか出る。20匹くらいが洞窟あたりでひしめきあってる感じ。壁やら地面やらに人の顔サイズくらいの黒いモヤモヤがいっぱいいるの。