ある田舎の高校1年生くらいの少女が、誕生日祝いに親に携帯電話を買ってもらった。
その子はとても喜んだが、その頃は携帯があまり普及していなく、また田舎ということもあり、少女のまわりの友達は誰も携帯電話を持っていなかった。
しかし、あるときその子の携帯に一通のメールが届いた。
その内容は『メル友が欲しくて、適当に番号を入れて送ってみました。良かったらメル友になってくれませんか?』
というものだった。
その子は当然喜び、その申し出を受け入れた。
その日からその子はそのメル友と毎日のようにメールをしていた。
そのメル友は男の子で、高2だということで、歳も近いその男の子に、少女は次第にひかれていった。
続きます