赤毛のアンは作者のモンゴメリが自殺してるのが後味悪いよなぁと思う。
作家としては「赤毛のアン」で大成功、でもそれからは
「アンシリーズ」を書くことばかりを要求されて、モンゴメリが望んだ
「文学的評価」は低く(後に勲章もらうが)、世間からは「子供向けの
本書き散らしてるみたいだけど、いい年して結婚もしないなんて変な女」
扱い。介護してたおばあちゃんが死んでようやく地元の牧師と結婚。
当時の成功した賢夫人の象徴みたいな牧師夫人におさまって世間を
見返すことができたかと思うが、その夫は鬱病にかかり、モンゴメリは
それを支えながら(職を失わないため周囲にばれないよう振舞わなくては
いけなかった)牧師夫人として地域への奉仕活動を行う事となる。