
去年の夏休みの恐怖を思い出したので、書かせて頂きます。
毎年家族で旅行をしていたのですが、去年は大学受験をひかえていたので、一人家に残りました。
家族が帰ってくる前日、黙々と勉強をこなす私。部屋はデッキから流れる音楽で満ちていました。喉が渇いたし、休憩もしたいと思い、キリが良い所で終えました。
壁のアナログ時計を見ると午前2時17分。今でも克明に覚えています。
デッキのストップボタンを押すと、午前2時ですから、家のなかは静まり返っていました。部屋にある小型のアナログ時計の秒針が、静まり返った部屋に不気味なほど響きます。