自分が19歳の頃の話、霊感なんて持ち合わせていなくて霊の存在自体に憧れて、「幽霊を見てみたい」って言ったことが始まり。
2年間回って一番怖かったのが、県北の廃トンネル
震災後、旧トンネル(廃トンネル)は閉鎖されたみたい
深夜2時過ぎに着くように調整して、国道沿いの駐車場に停車、それから歩きで旧トンネルに続く道を歩いた
道には木が道路を塞ぐように倒れていて、木を跨いでトンネルに向かった
歩くこと10分くらい、トンネルが見えてきた
トンネルに入るとあるのは、壁に不良が書いたであろう文字、それと水溜まり
水溜まりにリアカーのタイヤの跡があって、舗装されている道にタイヤの水の跡がトンネルの出口まで続いていた
何故こんな時間に、こんな森しかない所でリアカーを使って何をしていたのか
深夜2時なのにリアカーのタイヤの跡が残ってたっていう話