13/10/14
私が小学校一年生の担任だった時の話。
私の勤めていた小学校は、ベッドタウンの建設に合わせて併設された当時は真新しい私立の学校だった。
2階建ての校舎、校庭を挟んで階段を降りると、グラウンドが広がっている造りで、比較的広い敷地を持っていた。
小学生は遊び盛りのわんぱく小僧ばかりで、特に要領の得ない1学年のケガが絶えないのはどこの小学校教員も頭を悩ませていることだと思う。
こんな私も例外ではなく、何度子供のケガで保護者様に謝ったか知れない。しかし、それにしてもケガが不可解なほど連発した事があった。
「せんせー、ひろしくんの腕が曲がったー」