人体

11/06/11
【芽殖孤虫(がしょくこちゅう)】(Sparganum proliferum)

人体寄生虫の一種。

「孤虫」の名は成虫が正体不明であることによる。そのため生活史も不明。はっきりしたことはわかっていないが、日本での感染報告例が多い。

摘出されたことのある虫体は数mm程度の大きさ。

主な感染症状は臓器の破壊。その際には胸痛や下痢などを起こすという。皮下で増殖すると皮膚が膨れるという。

幼虫のままで宿種体内で分裂増殖する。人の体内では成虫になれないためであるが、ならば他に宿主が存在するはずであるのに全く不明である。

不明な点が多すぎ、治療法は確立していない。
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