15/05/03
臨死体験的なものをした話。
元々胃痛持ちで、十二指腸潰瘍を患った時に普段の胃痛だと思ってがまんし過ぎてこじらせて、ぽっかり穴が空いてそこから胃酸が漏れてたとかで死にかけた事がある。
気づくと黄色いでろっとした水の中に立っていた。水の高さはヘソ上くらい。普通に服は着ていて、濡れて絡みつく感じが不快だった。
わりとすぐそばに陸地が見えていた。けど地上には何にもない。地平線。山っぽい凹凸はあった。逆側にも遠く岸のようなものは見えてたけど、かすんでよくわからなかった。続く空も黄色っぽくて、重たい感じ。
ついさっきまで痛みでのたうち回ってたから、ああ、俺死んだのかなあって思った。