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95 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/24(木) 06:53:09.37 ID:liRNog3Q0.net
自分は3年くらい前に、ガンプラを盗みに入ったのがきっかけで占いの勉強を始めたと書き込んだ者。
最近、色々と思うところがあったので、久しぶりに書き込んでみる。

高校3年の受験終了後、合格発表がされて浮かれていた頃、
一息ついて同級生と遊びたかったが、引っ越しの準備をしないといけない。
新しく生活用品一式を揃えたりと、忙しい日が続いた。
そんな中、時間を見つけて先生に久しぶりに会いに行った。
これは大学の合格を報告するだけじゃなく、お見舞いの意味もあった。
3年前に書き込んだ時に、先生の容姿を説明したけど、その頃の先生は伏せることが多くなっていた。
元々、痩せていたけど、更に痩せたというかやつれてね。
自分が会いに行った時も伏せっていたらしく、パジャマ姿だった。
正直な話、そんな先生を残して遠くの大学へ行くのが少し心残りだった。
けれども先生は、そんな事を気にする必要は無いと答えてくれた。
一人暮らしは必ず良い経験になるだろうと。
心細いかもしれないけど、多くの人達と知り合うことになる。
それは人間として大きく成長するチャンスだと励ましてくれた。
それに、まだ教えたい事は山ほどある、と。
それを全て伝え終わる迄、自分は絶対死ねないとね。

そう言うとね、先生は一度自室に入って小箱を持ってきたんだ。
大きさは石鹸箱の半分程度、材質はプラスチックだった。
その時点で、俺が先生から占いを教えてもらって6年以上が経過していた。
だから先生は、そろそろ良いだろうと俺に渡すのを決めたらしい。
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