20年くらい前に見たドキュメント番組が怖かった。
当時まだ子供だったから、かなりうろ覚えな部分もあるけど。
アフリカの奥地に住んでいる某部族は、
代々その部族に高確率で発症し、最終的には死に至るという難病に悩んでいた。
彼らの希望の光は、2~3年に一度くらいの割合でプロペラ機に乗ってやって来る、白人の医療団だった。
彼らが来たと伝え聞くと、部族の人たちは病人を連れて治療を受けにやって来たが、
(中には気の遠くなるような距離を2日かけて、病人の幼児を連れて歩いて来た家族もいた)
その医療団がするのは、治療と言えないようなものだった。