現在では簡単に聴く事が出来るのだが、かつて自殺ソングとまで言われた曲があるのをご存知だろうか。
歌詞が暗く、それが自殺をうながした原因と言われるのだが、少なくとも世界中で100人以上の人がこの曲に関わって自殺をしているのです。みなさまはどのように考えられるのだろうか。
『暗い日曜日』は、1932年にルッツオ・スレスが作曲したシャンソンの名曲である。だが、これほど自殺に関わった歴史を持つ曲は他に存在しないだろう。
ハンガリーの首都、ブダペストで、若い青年がこの曲の演奏をバンドに頼んだ。彼はシャンパンを飲みながら曲を聴いていた。
その後、勘定を済ませた彼は突然ピストルを取り出し、こめかみを撃ち、その場で自殺をした。