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373 :べっ甲飴 1/3:2013/03/13(水) 03:18:05.72 ID:Mba0u6UI0
私がまだ小さかった時に体験した実話。

ある夏に近所の神社の縁日でたくさんの屋台が出ており、そこで『べっ甲飴』の屋台が出ていました。
飴は小さくてまるい物という認識しかなかった私は、
色付きガラスの様なべっ甲飴と、むせ返る様な飴の甘い匂いにわくわくしました。
一緒にいた両親は「綺麗ね」とは言うが、
「虫歯になってしまう」「こんな大きいのは食べ切れない」などの理由で買ってはくれませんでした。
べっ甲飴にすっかり魅了された私は、次の日から毎日屋台を一人で見に行っていました。
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