11/10/09
学生時代、うちの研究室に伝わっていた不気味なお話です。
鏡の問題って知ってますか?
「鏡は、左右は逆に映るのに、どうして上下は逆にならないのか説明しなさい」
という問題です。
鏡の性質上、上下と左右に区別はないはず。確かに考えてみれば不思議な話です。
実はこれかなり有名な問題で、ブルーバックス(科学の啓蒙(けいもう)書)なんかにもよくトピックとして登場する話なのですが、著名な物理学者でもあまり明快な説明ができていないとのこと。
うちの研究室には、いつの頃からか、
「この問題は呪われた問題である。明快な説明を与えた者には、体の上下左右も判別できないような無残な死がおとずれる」
という予言めいた話が伝わっていました。
ところが俺が入学する何年か前、ある学生が「明快に説明」してしまいました。
彼は「左右が逆」の意味を鋭く問うことにより、極めてわかりやすい方法で、「考え方によっては上下も逆である」ことを説明しました。
あまりにわすりやすい説明だったので研究室内で話題になり、助教授なんかも
「〇〇君、命に気をつけろよ」
などと冗談めかして言うほどでした。
しかしその1年後、その〇〇君は恋愛問題がこじれて自殺してしまいました。彼は電車に飛び込むという方法をとったので、彼の死体はまさに予言通りの状態だったそうです。
彼の説明は極めてシンプルなもので、特に理数系の人でなくても思いつく可能性があるので、もし興味をひかれても、あまり突き詰めて考えない方が良いようです。
コメント
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ですから凹面鏡は「上下逆」に映ります。
「左右逆」というのがそもそも間違いで、鏡の面を境にして「面対称」で映ってるだけ。
物理学者が説明できないなどと、研究室の奴らもどんだけ無能なんだよw
それは見てる人のいる場所の違い。
富士山、金閣寺側から湖面を見たら鏡みたいに左右反転で見える。
(『知ると殺されてしまう七不思議の七つ目』系かな)
だから、ここで説明してしまったあなたたちは・・・
面対称、という定義と言葉を生み出した奴に賞賛を贈りたい
物体に光が反射し、
反射した光が更に鏡に反射した光が目に届いてるという状態。
鏡が地に対して垂直かつ視点が鏡に対して垂直の位置にある場合、
視点より上にある像Aの点aは
鏡を経由しても必ず視点より上から光が入射することになるので
点aの集合体である像Aは鏡を経由しても視点より下に映ることはない。
下もまた然り。
故に上にあるものは上に見え、
下にある物は下に見える。
では左右逆についてはどうかというと、
視点より右にある像Bの点bは
鏡を経由した際に必ず視点より右から光が入射することになるので
点bの集合体である像Bは鏡を経由した際に視点より右に映る。
左もまた然り。
故に右にあるものは右に見え、
左にある物は左に見える。
つまるところ、
「左右逆」という表現が間違い。
鏡の「向こう側の世界」がこっちと同一平面だからに決まっておる!
鏡像で変わるのは一つの軸方向のみ。
頭の中で回転をさせ上下と前後を揃えて考えているから、左右が逆ということになる。
以上。
左右逆って言った時、鏡の中の自分の立場を想像して考えているでしょう?そこがミソです。
※13 ピント外れでよくわからない解説お疲れ様です(^^)
あんたの説明は長いだけだわ
説明て^^;
問題1)光学異性体に関して説明しなさい。
問題2)パリティ対称性の破れについて説明しなさい。
私がバカだから余計に分かりやすい怖い話のが好きだな(^ω^;)
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