神社、鳥居
15/09/02
ガキの頃の話。

クソど田舎に住んでて、実家は農家。家のすぐ裏に山があって山道をしょっちゅう走り回ってた。

ある日、うちでとれたリンゴを友達におすそ分けしに行った帰りのこと。急な通り雨にひっかかっちゃってさ、すっごい豪雨だったからどっかで雨が止むまで待つことにした。

でも近くに家なんてないし、自分ん家までもちょっと遠い。まいったなー、このまま濡れてくしかないかー、って思ったんだけど、ふと道の脇を見たら奥の方に鳥居が見えた。

何年もこの道を通ってきたけど、神社があったなんて知らなかったが、とりあえずそこで雨宿りさせてもらった。昼過ぎで明るかったし、怖くはなかった。

30分とたたないうちに雨が止んだからお礼をしてそのまま道を下って家に帰った。

家に着いたとたんお袋に泣きつかれ、親父に殴られた。俺はおすそ分けに行ったきり一週間も行方不明だったらしい。

おれは1時間ぐらいで帰ったはずなんだけどね。いまだによくわからない。



503:2015/09/02(水)20:57:32.39ID:UYQROc810
むかぁしの田舎、特に山近くの村にはそういうことが起きても不思議じゃない風情があるよな。

自然の織りなす不思議で神秘的な現象に人々は畏怖(いふ)した。そこに妖怪やムジナの話や伝説が生まれる。

そんな頃の田舎の風情が思い浮かんだお。