16/09/20
えーと
よくある、とはいえ体験するとトラウマになる話。20年以上前。
小学校でウサギとニワトリの飼育委員をしていた。元々動物が好きで、飼育委員担当の先生とも仲が良かったから、委員を決めるとき率先して立候補した。
その時の採用条件は、立候補した子供が責任を持って動物の面倒を見られるか、だったから、動物が好きな俺ともう数人、違うクラスの子供が担当になった。
飼育小屋の鍵はナンバーロックで、担当の先生が開け閉めして飼育委員がそうじをする、っていう方式だった。生徒が鍵を閉め忘れしないように、っていう理由だったと思う。
ただまあ、夏休み頃には生徒に番号を教えて、きちんと面倒みているか確認する程度まで緩くなってた。
ことの発端は8月に入ってから。
ウサギとニワトリの世話をしたあと、せっかくだから校庭で遊んで帰ろうかとすべり台へ向かった。
そばに、かろうじて子猫だった、とわかる肉片が散らばっていた。思考停止したまま、ふらふらと職員室に行ってことの次第を説明すると、先生は
「お墓だけでも掘ってやれ。それ以外は俺がやる。」
とスコップを貸してくれた。
うちの小学校だと、プールの横に更地があって、校内で死んだ動物や、飼育していた魚を埋めるスペースにしていたので、いわれるままそこに穴を掘った。それを言うと、職員室でむぎ茶をもらっている間に先生が埋めてくれた。
次の当番の時、家からちくわをくすねて子猫を埋めた場所に置いたのを覚えてる。
怖いのはここからで、少しして飼育小屋のニワトリがみんな死んだと聞かされた。
それから施錠を厳重にしたんだけど、今度はウサギが殺された。食い散らかされていた。飼育小屋の鍵が壊されて、みんな死んだ。
しばらくして犯人は近所の老人だと分かった。飼っているゴールデンレトリバーの「エサ」にしていたらしい。
近所ということもあって、学校の生徒なら一回はすれ違ったことのある犬を連れた穏やかそうなおじいさん。
その人が、理由すらわからないけど、「ペットのエサ」に野良猫や飼育小屋の動物を犬に食べさせてた。
その事実しかわからなくて、その老人の処罰や理由も大人が話さずに、そして今じゃ忘れられてる。
でも当時小学校に通ってた奴らはトラウマになってる。俺は今でも犬は怖い。
コメント
コメント一覧
最初は顔面 血だらけで泣き喚いているところを近所の人が介抱・入院
二度目は尻 普段繋がれているはずのばか犬がその日は外れてた。尻噛まれて痛くて恥ずかしかった。
三度目は腿 所謂近所のボス犬で今よりペットマナーが適当だった為、そいつもしょっちゅう放し飼いされてた。当時ランドセルごと畑に押し倒され噛み付かれた。ランドセルのフラップがひっくり返ったおかげで頭は無傷。
この三匹はことごとく保健所で処分されたよ
自分でご飯用意して食べたわけじゃないんだから
小学生のトラウマに対して思考回路を怖がる※11の思考回路が怖い
じいさんが怖いというコメには自分も同意。
結果的には犬が、自分達が世話していた鳥や兎を食べたんだから。
なによりも犬は虎でも馬にもならん、犬は一生犬のままやで
このG3に犬を飼う資格は無い(`へ´*)ノ
この前、赤ちゃんをかみ殺したばかりだぜ
動物を過信しちゃあいかん
貴方達が育てていた鶏たちは犬に食べられたって言った(洩らした)のか?
くそみたいな大人だな。それとも時代が時代なのか?
普通こんな話年端もいかない子供たちには話さないだろうに。
そりゃあトラウマになるわな
(まあ爺さんがトラウマにならなくて犬がトラウマになるのは謎回路だけどw)
鍵を壊して飼い犬を引きこんで、鶏やウサギを咬サツさせる事件はあちこちであったからな
胸糞だがジジイは無罪せいぜいが罰金で終ったろうぞ
俺は人間が嫌いになった。
普段見かけるような普通の犬が、飼い主の許可さえあれば、生きたまま猫や兎を食い殺す姿を想像すると怖くもなるでしょう。小学生ですし。
しばらく後、先生に大き目の墓を掘ってくれと頼まれた
…何を埋めたかは知らない
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