森
12/09/20
そういえば祖父に聞いた話なんだが、うちの地元は結構山にまつわる異聞(いぶん)やら実体験とかがあった気がする…



414:2012/09/20(木)23:58:11.65ID:7Ixpyx9Z0
さあ、さっそく明日にでもじいさんに詳しく聞いて来るんだw



415:2012/09/21(金)00:03:17.48ID:xQNdKMTR0
>>414
祖父はもう他界しちゃってるんだけど、昔からある家でそういう言い伝えとかを書いた書物が蔵にあったりしたはずだし、祖父が書き記した資料とかもあるからちょっとあさってきてみようかな。

ちょうど明日から休暇もらって実家に行くので調べてきてみます!



452:2012/09/24(月)02:07:23.73ID:A4t5Y85x0
>>415です。お彼岸でお墓参りとかで遅くなりました。

とりあえず一通り祖父の日記とか蔵の資料とかは読んでみました。

今、まとめていますので少々おまちください。30くらいは山にまつわる異聞みたいなものだったので順々に書き込みしてきます。

あと墓参りの時に不思議なことがありました。



460:2012/09/24(月)20:46:39.49ID:A4t5Y85x0
>>415です。一つまとまったので投稿します。

祖父は昔、農家や林業をしていました。そのため山の異聞や怪異について書き留めるようになったようです。日記や資料のうちの一つです。

【ばく】

祖父が奥山で林業をしている時です。当時は泊まり込みで木を切るときもあり、山小屋に泊まって連日木を切ったそうです。

祖父の親方がいったん山を下りて食料を確保して夕方上ってくると言い、下山しました。せっせと木を切っていると

「ばくがくるぞ!」

と子供のカン高い声が響き渡りました。祖父がびっくりして周りを確かめても子供どころか人っ子1人いなかったそうです。しかし間髪入れずにまた

「ばくがくるぞ!ばくがくるぞ!にしゃあはようにげろい!」

と大声で子供の声で叫ばれ祖父は魔除けの鉈(ナタ)を取り出し小屋の中に逃げ込みました。すると山小屋が揺れるような突風が森の中を吹き抜けていきました。

しばらくして、警戒しながら山小屋からでて周りの状況を確認してみたそうです。すると、上半身のない猿の死体・足しか残っていない山鳥・生首状態の鹿の死体が見つかりました。

御守りと鉈を肌身離さず仕事をしていると、親方が帰ってきてその事を話したそうです。すると

「それは”ばく”とか”ひとのみ”とか呼ばれている化け物だ。」

と教えてくれたそうです。

その化け物は猿の脳みそが一番の好物で、上半身もろともかじり取ってしまうそうです。他にも鳥は足だけ残し、鹿は首から上は絶対に食べていかないそうです。

人が襲われることはあまりないそうですがたまに襲われることがあり、指や耳など比較的柔らかいところを食われるそうです。

この化け物はその山以外でもよく出現するそうですが、祖父が化け物に遭遇した山は昔から霊山として有名で、ばくが出現すると子供の声で逃げろ、とかばくがくる、とか警告をする声が聞こえるそうです。その声について祖父が親方に聞くと

「あれはこの山に住む山の神様の声で、俺たちが安全に仕事ができるように守ってくれてるんだ。」

と、言ったそうです。
そして

「ただし、山には入る前に入り口の祠に供え物してからじゃねえとあまり守ってくれない」

と付け加えられたそうです。

確かに、山に入る前に親方と必ず祠に供物を捧げてお参りしてから入山していたそうです。

初めての長文書き込みで文章構成もおかしいところがあるかもしれませんが御容赦ください!;