ツキノワグマ

08/11/11
クマに会った。
ツキノワグマ。

10mほど離れていたので好奇心も相まって、観察。こっち方向に座っていた。

犬みたいな顔だなぁと。
と、和んだのはわずか2~3秒。

『ガァーー』

映画に出てくる巨大怪獣のような低い唸り声に、腰を抜かして尻餅をついた俺に反応するかのように、クマはひょいと仁王立ち、目が合った。

キノコや山菜の入った袋をそのままに転がるように走り出したが、一瞬で背後にこられて背中をひと掻きされて気を失った。

気がつくと同時に激しい痛みにまた失神。二度目に意識が回復した時に自分の状況がようやくわかった。

鎖骨骨折
肩を脱臼

ズボンは下着もろとも太股のあたりまで脱げており、ベルトが食い込んだのか、腰が円を描く形で腫れており、一部肉が裂けていた。ザックはなくなっていた。

その後は下半身剥き出しでなんとか下山。助かったことが奇跡だと思うしかない。

クマがあんなに素早いとは。


547:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)15:52:15ID:FycRBG3YO
>>545
そりゃやられるに決まっとるわ。
なめるにも程がある。


548:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)15:53:36ID:9ZEE6ASv0
クマは時速40キロくらいで山中を駆けれるってヒグマ対策のビデオで見たが、なんか月の輪熊のほうが凶暴そうだね…

あと無理だと思うけど、走って逃げちゃダメだよ…絶対襲われる。


549:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)15:59:52ID:gJ1msZaj0
俺も山の中で出くわしたことあるけど、さすがに走って逃げたよ。逃げるなっていうほうが無理。

でも一番いい対策は、逆に懐に抱きつくことだそうだな。熊は前足が短いので、抱きつかれると手が届かなくて、どうにもできないそうだ。

そのあとどうして生きていけばいいかは知らない。


566:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)22:15:34ID:GDBD5KTS0
でも熊に出くわしたって言うのはホントでね、山道歩いてたら前方10メートルほどで道横切っていった。

俺二人連れだったけど、一瞬二人で顔見合わせて沈黙、その後即ダッシュ。二人じゃ熊に抱きつけないから。

でも思い出すと熊のほうも、ここで人間に会うのヤバイナーみたいな雰囲気だった。熊も人間が怖いって言うけど、本当だと思った。

あと知り合いも岩魚釣りをしていて、出くわしたそうだ。というか、むこうが襲い掛かってきたと。

とっさに着ていたジャンパーをひろげてウオーッ叫んだら逃げて行ったそうだ。こう書くと臨場感ないけど、涙目で話していた。

それからその人は鈴を持ち歩く事にしたと言うので、釣りだとじっとしている時は鈴は鳴らないからラジオにしたらといったら、山の中で電波が届くかと言われた。

もっともだ


572:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)22:53:55ID:9CCzkAZE0
>>566
>二人じゃ熊に抱きつけないから。

そこかよww


556:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)17:02:14ID:mzGtH1Mc0
奇声上げながら突進してったらビビッて逃げ出したって話があるな。相手がキョトンとしてる間に脅かすのが一番じゃね?


558:本当にあった怖い名無し:2008/11/11(火)17:09:45ID:9ZEE6ASv0
>>556
びっくりさせて逆に襲われそうでもある


570:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)22:46:00ID:RIM2s8aN0
>>566
渓流つりは北海道でもよく襲われてる。クマから見ると自分の家で泥棒してるみたいに見えるんだろう。

問答無用で後ろから頭を一撃、で死んでる人が多い。


557:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)17:05:04ID:LFEgjRLA0
そもそも遭遇しないようにするほうが良くないか?


563:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)19:49:40ID:cOch1AYC0
ちゅうか山に行くなら熊避けの鈴を身につけて行け


569:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)22:23:46ID:LpsWWR5H0
熊にスタンガンって効くかな


573:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)22:57:42ID:7sqnkQmG0
スタンガンはイマイチ効かないんじゃないかな。アレは人の筋肉や神経に麻痺や痙攣を与えるのに適した作りがどうたらこうたら。

だったと、隣人の父親の、会社の同僚の家の後ろに住む、今年86歳にn(ry


575:本当にあった怖い名無し[sage]:2008/11/11(火)23:21:04ID:88cFX1BxO
某県で林業してた頃の話。

先生と二人、林道で昼飯食い終わって、昼寝でもしようかなって時に熊出現。俺は道産子なのでツキノワグマの小ささに拍子抜け。

「なんだ…でかい犬じゃん」

熊さん、人間がいる事に気付いてしばしフリーズ。

しかし、徐々に戦意が宿ったか、それとも近くに守るべき子熊でも連れていたのか、あるいはすでに食い終わった弁当の匂いに魅了されたか、その眼は狂気と暴力の色を帯び始める。

熊さんがまとう凶暴なオーラに気付いた俺は、もう一つ、当然の事に気付いた。

確かにヒグマに比べれば「でかい犬」程度のこの熊さん…だけど人間は「普通の犬」にすら勝てやしないじゃないか!

そんな当たり前の事に気付いた俺は驚異的な速度でションベンちびりそうになった。

ちびった。


おまけ動画