パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

海怖

サメ

16/04/26
去年の9月、相模湾でウェーダー着て岸言うか岸壁から30m位の場所で夕方のシーバスを狙って浮いてたら(フローター。水に浮かべる椅子みたいなやつ)5mはあるホオジロザメが真ん前を横切ってった…

心臓が止まる思いで急いで岸に戻ったが、身体が震えてまともに車まで戻る事が出来なかった。

岸までに襲われて死ぬのかと、何度も思いながらも、なんとか陸地にたどり着けた時は本当に生きた心地がしなかった…

もちろんタックルは海中に投げ捨て、一目散に陸地を目指した。

死ぬ思いとはこういう事なんだろうなと涙目で深呼吸したよ…咬まれた痕がないか全身確認した。

もう二度と海に身体を浸ける事はない。
続きを読む

テトラポット

15/11/26
もう35年位前になるけど、家族で海釣りに行ってたのね。防波堤で。

魚が釣れて、水をくもうと思ったらバケツはあるけどロープがない。仕方なくテトラの下まで降りてくんでいたらすべってドポーン。

ありゃ、と登ろうとしてもすべって登れない。波の上下でテトラの下の方に吸い込まれそうなのを必死であがいて何とか脱出。

ちゃんと水をくんでびしょ濡れで戻ったら、何やってんだよ、間抜けだなーと言われた小5の夏。

死ななくてよかった。
続きを読む

港

15/11/17
もう10年以上も昔の話だけど、12月くらいに堤防から夜釣りをしていた。

幅3メートル、高さ3メートル、先端まで100メートルくらいの堤防で、沖側にはテトラが積まれていて、俺はテトラに乗って釣りをしていた。

青イソメの投げ釣りで、夜の10時くらいまではアイナメやチャリコ、セイゴなんかが釣れて楽しかったんだけど、0時くらいからパッタリ釣れなくなった。

仕事で疲れていたこともあり、眠いしそろそろ帰るかなーと思って、最後の一投をして糸フケをとっていると、堤防の上を何人かが台車を押して歩いて行く音が聞こえた。
続きを読む

海の中

15/06/14
時期にして太平洋戦争直後ぐらい、淡路で漁師をしていた俺の曾爺ちゃんの話。

夏のある日、曾爺ちゃんは漁師だが趣味で釣りもするので、その日の漁が終わった昼過ぎに、甥っ子と二人で小船を出していそ釣りに出かけた。

そこのいそは地元の者しか入らないような穴場で、チヌ等が簡単に釣れるはずだが、その日に限っては曾爺ちゃんも甥っ子も全然釣れなかった。

その内に甥っ子は飽きてしまい、暑いので裸になり海に入って船の周りを泳ぎだして遊びだした。

「やれやれ」と思い曾爺ちゃんも一服入れて、ふと何気なく海を見ると数十m向こうの海底に何かが立っている。
続きを読む

港

14/05/29
うちのばあさんは四国のとある港町で料理屋をやっているんだが、そこで常連としてよく来ていた、水産会社の社長から聞いたという話。

その社長いわく、あるころから会社の事務所に女の幽霊が出るようになった、と言う。

といってもいわゆる貞子とか、あぁいうおどろおどろしい感じではなく、たまに事務所に現れては、はかなげな表情で遠くを見つめてたたずんでいるだけ。それも昼間から。

もちろん幽霊なので見えない人には見えないし、見える人も最初は驚いたものの、誰かを恨んでいる様子でもなくただじっとそこに立っているだけなので、だんだん気にならなくなっていったそうだ。
続きを読む

祭り

昔の話なんだけど、夢に出てきて思い出してしまったので投下。

故郷では初盆に舟を海に流す風習がある。精霊流しと似てるけど別の行事。

幼児なら寝そべることができそうな大きさの木製舟で新しい白装束とわらじ、盆菓子や果物などを入れて舟の周囲に枠を組んで多数の小提灯(こちょうちん)で飾り立てるんだ。

流したときに提灯の火が燃え移って炎上したり、舟が沈むととても縁起が悪いので、提灯の飾りつけには細心の注意が必要になる。縁起が悪いとされているだけで特に何かが起こるわけじゃないけどね。

俺が小さい頃に祖母が亡くなったので舟を流すことになった。

我が家は祖父が器用な人だったので、流し舟は業者に注文するのではなく祖父が設計して造り、わらじも祖父が手編みしたものが入れられた。
続きを読む

テトラポット

07/08/01
この話は2chに書くのは初めてです。
長いです。よろしく。

高2のときの話です。
私は1年生のときのクラスメイトを誘って他県に2泊3日で海キャンプに行く計画を立てました。一学期の半ばからみんな誘ったのですが、結局来たのは15人くらいだったと思います。

キャンプ初日、私達は高速バスに乗りキャンプ場に着きました。そこはかなり広い所で、普通の海水浴場やキャンプ場等が集まった海浜公園で、私達は大きなロッジに泊まることになっていました。

現地には昼過ぎ頃着いたのですが、ロッジのチェックインが2時か3時だったのでしばらくは荷物を置いて泳ぐことにしました。
続きを読む

龍

13/01/29
ダイバーは海で不思議な経験してるやつが多いんだ。 10年くらい前ベテランダイバーから聞いた不思議な話。

そのダイバーはダイビング協会の幹部で、ずっと海で仕事してる人だった。 陸にいるより海中にいる時間の方が長いってよく言ってた。 俺も尊敬してます。

日本にはジュゴンはいないって言われてたけど、その人は以前から沖縄でジュゴンを見たって言ってたんだ。 その後実際にジュゴンが見つかって、本当だったってわかったらしい。
近年では、たびたび沖縄本島の大浦湾や古宇利島周辺で目撃され、環境省等の推測では残る個体の生息域と考えられている。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジュゴン

その人とダイバー仲間複数で飲んでいた時、不思議なものを見たって言ってた。
続きを読む

漁師

祖父の体験談です。

祖父は青森県の某漁港でイカ釣り漁をしています。その日も夜から沖に出てイカ釣り用の照明を点灯させました。真夜中です。

照明の光に誘われて集まってくるイカを、等間隔に釣り針の付いた糸を何本も垂らして一気に釣り上げるのです。糸を巻き上げるリールが勢いよく回り、船上に沢山のイカが上がってきます。

順調に回り続けるリールの中で一つだけ巻き上げが極端に遅いものがありました。故障か?と思い祖父が様子を見に近づくと、ゆっくりながらも止まることなく糸は上がってきています。

流木でも引っ掛けたか?とリールの巻き上げ速度を上げたところ、照明に照らされた海中で何やら黒いモヤモヤしたものが、こちらに近づいてくるのが見えました。
続きを読む
×