パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

海怖

夜の海
13/11/24
高校1年の夏に友達Aに誘われて、A親とAと俺の3人で九十九里浜の海辺の別荘に泊まった。

2日目の夜21時ごろ、一晩中ゲームをする約束だったのに、Aが先に寝落ちしてしまった。

まったく眠気がなかったので暇をもてあまして、「散歩に行ってきます。」とA親に伝えた。

「どこ行くの?」と聞かれたので、砂浜のほうにと言ったら、「暴走族には気をつけてね。」といわれてとりあえず懐中電灯を持って、出かけた。

A家の別荘と広い車道を隔てて駐車場、砂浜とあるのだが、その駐車場近くににある小山の上で風にでも当たろうかと思って向かっていった。
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竜巻
12/11/26
99年か2000年の話。

私は長崎大学の水産学部を卒業後、同学部にある専攻科という二年制の技術系習得を目的とした科に進学していました。

二年間は机上の学問もありますが、航海実習が主なカリキュラムです。海技士養成の専門過程です。

航海実習では色々と行きますが、長崎大学では学部生の実習や他大学の学術的調査もかねる都合もあり、東支那海に出る事が多かったです。韓国の大学や九州大学が行う地震計設置や、調査目的の操業をやっていました。
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崖
15/11/02
大叔父が若い頃、友人と山陰(さんいん)にツーリングに行った。

予定より早く帰ってきた大叔父が言うには、鳥取で化け物にあった。

その日の午後、地元客しか来ないような公衆温泉で一風呂浴びて、いい気持ちで走ってたら道を間違えたそうだ。

それでもどこかへ着くだろうと思っていたら、林道に変わり行き止まり。あわてて引き返して走っている内に日が落ちた。

岬沿いの山道で野宿などおもしろくない。海が近いせいで速度を落とせば走れるといくつか岬をめぐると、町明かりが見えた。
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山童
11/11/03
小学4年か、5年の夏休みだったと思う。

両親の仲がうまくいかなくなり、色々あって半月あまり、父親の実家に預けられた。 祖父も祖母も優しくしてくれたので寂しくはなかった。

特に祖父は、釣りの好きなオレを気に入ってくれていた。 (どうもオレの父親は釣りが好きじゃなかったらしい)

今日は朝方〇×の港、明日は夕方△□の磯、そんな感じで色々な釣り場で釣りの秘訣を教えてくれた。

「アキ(←オレ)はなかなか筋が良いわ、タケ(←父)は全然駄目だったがな...。」

そう言って笑う祖父の顔を見ると、オレも嬉しくなる。 自分でも色々工夫するし、自然に釣りが上手くなった。
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磯
09/09/30
小学校の頃、キャンプで夜の肝試しの前に先生がしてくれた怪談。

先生は釣りが好きで、土日などよく暗い内に瀬渡しの船に乗り、磯に降り立って明るくなり始める早朝から釣りをしてたそうだ。

しかし、よく釣れそうな磯にはいつも先客がおり、船の上からその磯にライトの明かりが見えてて、「あそこにもいる。あっちにもいる」と何回来てもなかなか良い磯には降りれなかった。

そこで、一度磯泊まりをする事にし、前夜のうちに釣れる磯に案内してもらい、やはり釣り好きな同僚の先生と二人で一晩そこに泊まる事にした。
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廃墟
14/04/20
昭和50年代後半、俺が小学2年になったばかりの頃、うちの親父が友人の借金の保証人になって、友人が飛んだから、我が家は家も土地も全て奪われ、一家全員宿無しになってしまった。

父は高速道路建設で7月から8月の2ヶ月間、出稼ぎのような状態。母と姉(当時小6)と俺(当時小2)の3人は、7月から8月いっぱい、親戚から紹介された町営の海の家の住み込み従業員生活。

海の家といっても浜は小さく、建物も昔は漁師小屋(番屋)だったところ。朝は8時に開けて、夕方5時に閉店。更衣室と水道水シャワーと簡単な飲食提供。
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砂浜の足跡
13/10/17
昭和47年ごろ、太平洋に面した漁村でのできごとです。夏でした。

小学生の私は、ともだち(男)と一緒に砂浜を歩いて、漂着した色々なものを探すのが好きでした。

その日も二人して、午後の砂浜を歩いていたのですが、二人で、遠くに変なものを見つけました。(その時はことさら変ではなかったのですが)

それは、足跡でした。砂浜を足跡がずっと続いています。ほとんどは、波や風によって消されていましたが、それは、比較的まっすぐに続いていました。

徐々に海から上がってきたように思われました。ちょっとおかしいなと思ったのは、足跡の大きさが長さが40センチ近くあったということです。自分たちのものと比べて大きいので、おどろきました。
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暗い海
15/02/26
海の上は不思議な話が結構ある。

うちの祖父がその昔漁に出ていた時、嵐がきて、こりゃヤバイと帰ってたら目の前に祖母(当時はまだ幼なじみ)が湧いて「あっち、あっち」と指をさして消えた。

驚いてそっちの方をみたら、雨の中うっすら大きな影がみえて急いで加速して逃げたら、すぐ後ろを大きな船が通っていった。

当時はまだ今のように設備が充実してなかったので、周囲の船の状況は目視するしかなかったので、祖母があらわれなければ死んでただろうな、と言っていた。
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釣り場
16/07/11
イカ釣りで移動しながら釣れるポイントを探してたら、移動先で一投目に大物をゲット。ウキウキで撮影してたら、隣で釣ってたオッサンが話しかけてきた。

「さっきまで俺がその場所で釣ってたんだよー」

「あと一投してたら俺が釣ってたのにー」

とかグズグズ言ってきた。ウザいなぁと思いながらもニコニコ対応してたら、しだいに顔つきが変わってきてキレはじめた。
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洞窟
13/01/28
俺が小学校6年の時、今からだいたい15年程前の話。

2年に1度、夏休みに母親の実家である山形県の飛島(とびしま)って離島に家族4人で帰省してた。

その年も、いつものように飛行機、バス、電車を乗り継いで酒田市(さかたし)へ。帰省の初日は酒田の叔父の家で一泊する。そして翌日の朝の便で、飛島を目指す。

港に着くとばあちゃんが、自転車の後ろにリヤカーを連結して待ってた。そのリヤカーに荷物と俺と妹が乗り込み、一路母親の実家へ進む。
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