716:↓名無しさん@おーぷん:16/05/23(月)03:44:27 ID:D0Q
春先くらいかな
長年連れ添った愛猫が天寿をまっとうしてひと月くらいたったころだった
この猫の悪癖として、俺が寝ていると顔にいずらをすること
額をたたく、鼻を抑える、顔をなめる、等々いろいろやられた
はっきり言って結構うっとうしかったけど、それもなくなってしまうと寂しいものだった
ようやく愛猫の死に向き合い始めたころ、うたた寝をしていると枕元に気配がした
それから間もなく、うつぶせで寝ていた俺の頭を何か小さな手足が踏みつけていくのを感じて気配はなくなった