パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

怖い話

子供

11/09/07
俺のオヤジから聞いた話。

オヤジが小さい頃の遊びといったらメンコが大ブームで、オヤジも色とりどり様々なメンコを集めていたが、腕はからっきしだったとか。

あるとき、同じ町内のA君に惨敗し、彼に頼み込んで特訓を受けた。勉強そっちのけで血のにじむような練習を重ねたところ、かなりの上達を遂げ気がつくとオヤジは近所でも名うてのメンコ名人になった。

師匠であるA君までもがライバルと認め、二人の直接対決は町内の子供たちがみな観戦に集まる名物となっていた。

星取は一進一退でなかなか決着はつかなかったとか。しかし、A君は父親の仕事の都合で東京に引っ越してしまった。
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夕方

16/04/04
つい一昨日体験した話なんだけど聞いてくれよ。

土曜で夕方の4時位まで寝ちゃって、そこから何もすることがなかったから、1日家から出ないのも何だなと思って、ドライブでもしようと思って車出したのよ。

で、栃木県の矢板市から日光市に抜ける道の途中くらいに、道沿いにお墓がある場所を通りかかったんだけど、その墓地自体が土盛りして2mくらい高くなってんのね。それが道沿いに続いてる感じで。

だから車で通るときにお墓が斜め上くらいに見えるんだけど、その中に墓参りするおばちゃんが1人見えたの。
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黒い人

13/12/12
不動産開発的な仕事で海外にいたことがあるんだけど、当時いた支店の近くの国でうちができるかもって案件があって、現地に調査に行った。

俺はその国の言葉は分からないから通訳をやとって、日本人の同僚交えて3人で現地入りした。

その場所は平野と農家だけのド田舎で、日帰り調査は難しいからってことで一泊することになってて、現地の業者さんの家に泊めてもらった。

晩飯の時に通訳介しながら話してたらその家のお爺さんが

「この辺りは黒い人が出るんだ」

って言い出すの。
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神社

14/04/20
話しても信じてもらえないと思うし話半分で読んで。

二年前くらいの事なんだけど、高校卒業して入った職場が役場の臨時職員で回りが一回りも二回りも上の人ばっかりでさ。

他の職員の人たちとのジェネレーションギャップがあり過ぎて距離感がつかめなくて、俺はテレビもあんまり見ないし、音楽も特に興味ないから、なおさら話が続かない。

それに特定のおっさんからパワハラ?みたいな感じでからかわれて、半年とかでやめちゃってさ。

2週間くらいはただ家でぼんやりすることしかしてなかったけど、ちょっと気分転換に散歩に行こうと思ってある日家を出たんだ。
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老人

06/05/11
ばあちゃんが死んで、通夜の日の夜のこと。

母親と交代してばあちゃんの遺体の側でばあちゃんの遺品を整理してたら名前を呼ばれた気がした。

何となく遺体の方を振り向いたらばあちゃんの遺体の前に死んだはずのばあちゃんが正座してる。えっ?と思ってみてたら俺が持ってたばあちゃんのカバンを指差してニコニコ笑った。

カバンを探ると、ばあちゃんの通帳ともう一冊、俺名義の通帳。俺が顔を上げたらもうそこにばあちゃんはいなかった。

居間で夜食をとってた姉ちゃんにさっきのことを話して通帳を見せると、姉ちゃんがボロボロ泣き出して
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老人

08/10/07
別に霊を見ただとか、怪奇が起きたとかそういったような類ではないが書かせてもらう。

今年の夏に亡くなった僕のじーさんの話だ。僕のじーさんは、102歳で大往生した。いや、あれは大往生なんだろうか?

102歳と言っても足腰はしっかりと立っているほうだし、タバコもやめなかった。今年の八月辺りには庭先で、たばこをモクモクやりながら、庭木の手入れなどしていたのを覚えている。

最後までボケる事なく、去年の甲子園の内容をサクッと言って今年を評価していた事などに特に驚かされた。

うちはいわゆる庄屋の家系で、本家の血筋だった。子供も多かったが、次男が財産を継ぐと言う取り決めで、特にもめ事のない、のんびりとした一族だったようだ。
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港

14/05/29
うちのばあさんは四国のとある港町で料理屋をやっているんだが、そこで常連としてよく来ていた、水産会社の社長から聞いたという話。

その社長いわく、あるころから会社の事務所に女の幽霊が出るようになった、と言う。

といってもいわゆる貞子とか、あぁいうおどろおどろしい感じではなく、たまに事務所に現れては、はかなげな表情で遠くを見つめてたたずんでいるだけ。それも昼間から。

もちろん幽霊なので見えない人には見えないし、見える人も最初は驚いたものの、誰かを恨んでいる様子でもなくただじっとそこに立っているだけなので、だんだん気にならなくなっていったそうだ。
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川

14/10/11
中二の夏に友人達とキャンプをした。

県内のキャンプ場や野外活動所のある山に行った。天気が良い日だった。

目をつけていたのは県道の橋の下。遊歩道整備がされていて、橋桁の下がいいスペースだった。川原にはBBQをする人、テント貼ってる人、ワゴンとテントを併用している家族もいた。

近くに野外活動所のグラウンドがあって、水道やトイレはそこに行った。

俺らは目当ての橋の下に小型テントを設置。釣りをして、カレーを作ってキャンプ満喫。家からハムを持ってきた奴がいて、昔あったCMのように焼いた。
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妖怪おとろし

13/04/06
中学生の頃、家が近いのでいつも学校から一緒に帰る友達がいた。ちなみに自分は女、友達はユキ(仮)といって、幼なじみの女の子。

中学から家までは、大体歩いて三十分ぐらいの距離だった。帰るには色んなコースがあって、今日はこっちから帰ろうとかあっちから帰ろうとか、バリエーションを楽しむのが日課だった。

私とユキは部活も一緒で、その日も部活終わりに二人で帰路についていた。季節は秋で、まだ夕方と呼べる時刻だったはずだけど、辺りは暗くなり始めてた。

日が沈んだ直後の、空気が青い時間帯って言ったら分かるかな。いわゆる逢魔が刻(おうまがとき)ってやつ。
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家族、影

私が中学生の時。

受験真っただ中、母がくも膜下出血で入院…そのまま亡くなってしまいました。その日の夜。最後に家族みんなで一緒に寝ようと姉が提案し、母を囲んで布団を敷き、思い出話をしていました。

夜が明ける少し前、父と母の寝室(仏間の隣にある)からゴトっと物音がしました。

結構大きな物音だったので私が様子を見に寝室に行くと、タンスの上に置いていたアルバムをまとめてしまっていた箱が落ちていたらしい。その中から写真が一枚飛び出していた。
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