パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

長編

寮
12/07/08
俺は今高校一年生なんだが、国語の担当の先生がものすごい雑談が好きで授業中よく雑談を話してくれるんだよ。

いつも通り決まった時間に授業が始まり、その授業の時は怖い話をしようということになったんだ。そして、その怖い話が今回の物語になる。(ちなみに先生は幽霊の存在を信じていない)

先生がK県の某私立高校に通っていた時の話。先生は当時高校一年生。やっと高校に慣れてきた夏で、寮で生活をしていたそうだ。

図で説明したいが書き込むときにおかしくなったのでやめとく。縦長の長方形を思い浮かべてほしい。
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木造校舎
12/07/03
小学校6年生のときのことだから、もう10年以上前の話になります。

私の小学校は鉄筋でしたが内装はすべて新木造といわれるもので、やわらかい感じが児童の心身にとてもよい効果があるという話でした。

実際にこれを採用した中学校では生徒が荒れることも少なくなり、小学校でも校内で転んでの大ケガが減ったそうです。

築後10年くらいだったと思います。ただ木の塗装した表面が柔らかかったので、爪でひっかくとわずかな力で彫れてしまうため、いたずら書きは厳禁されていました。それでも落書きをするワルガキは後を絶ちませんでした。
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神社
13/08/08
現在進行形の話のためオチはないです。

職場の近くに開かずの神社があります。

お寺の敷地内にある神社で、神社とお寺の入り口は別々になっていて、お寺の門と神社の鳥居が横に並んでいる形なんですが、お寺は普通に開いてるのにも関わらず、神社の方は鳥居の下に門が取り付けられてていつも閉まっています。

家とは反対方向だからしょっちゅうは通らないんだけど、たまに前を通る時には妙に目に入ってくるのです。

バスに乗って下向いてスマホいじってても、なぜかはっとして顔を上げると、ちょうど神社を通り過ぎるところ…ということがよくあります。
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北海道昭和炭鉱
13/07/31
北海道は昭和炭鉱での話。ぐぐればすぐにわかる。

その昔、炭鉱で栄えた町で相当の人数が住んでいたそうだが、俺が友達と馬鹿なキャンプに行った時はすでに廃墟だった。

言いだしっぺは定岡で、俺は嫌だといったが、強がりで絶対に引かない田村の性格が災いして、3人でその廃墟に一泊のキャンプに行くことになった。自転車で2,3時間はゆうにかかる距離だった。

なぜ俺が嫌だといったかというと、親父と車で一度行ったことがあったから。
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日本家屋
07/03/09
これは俺が10年以上前に体験した話。

当時僕は田舎にある実家に住んでいた。実家は古くから立つ日本家屋ではあったが、あたり一面に田んぼがあるほどのド田舎という以外は、ごく普通のどこにでもあるような家だ。

大学も卒業したというのに、仕事も見つけずだらだらと過ごす毎日。親には毎日のように非難を浴びせられていたが、じきにあきれられ、ほとんど放置された状態になった。

今思うと人生で一番最低な時期だったと思う。ある日、蝉の声を聞きながら、いつもの様に縁側でぼーっとしているときだった。

「マサ。」
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奇妙な男
10/03/16
去年の暮れ、会社に1通の手紙がきた。

編集プロダクションに勤めている俺への、名指しの手紙だった。中を読むと自分のエッセイを読んで手直しして欲しい事、そして執筆指導をして欲しい事の2点が主な内容だった。

奥付(本の最後の出版社や発行者、編集者などの名前が載ってる部分)で名前でも見たんだろうかと思いながらも、初めての事態に少々不信感を抱きながら返信。

持ち込んでくれれば読むが、その後も個別に指導を続けるのは無理である事をしたためた。
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LSD
14/03/13
仕事がはやく終わった日に、友達から麻雀の誘いがきて、いつもの雀荘(じゃんそう)で麻雀を打ってました。

夜9時頃から次の日の夜11時頃まで、27時間くらいぶっ通しでやってた時に、眠気というよりもぐにゃりとなるような感覚が強くなった。

あ、なんかおかしいなーと思ってめまいのような、意識が遠くなるような感じで、ずっと壁を見つめてたら、急に感覚が「あれ?夏か」という風になった。

においも夏のにおいの感じだし、周りの人も半そでになっててすごく驚いた。
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桜
14/05/31
もうそろそろ年数たって時効だから話させてください。

俺の祖父母(父方)の家は田舎にあって、日本家屋って感じで古くからあるけっこう大きい家なんだ。俺はその家をじいちゃん家って呼んでた。

じいちゃん家には蔵みたいなのもあったりして、親戚の歳が近い子とよくお宝っぽいものを集めて宝探しとかしたり、そもそもの家が広いから家の中でかくれんぼしたり、子どもにとっては退屈しない楽しい家だった。

それだけでもすごいんだけど、それに加えてじいちゃん家には広い庭があって、その庭には立派な桜の木があるんだよ。

しかもその桜が本当にきれいに咲くから、親戚はこぞって春に桜が咲く頃じいちゃん家に花見しに来てた。
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暗い室内
12/11/20
高校の時の話。通ってた高校は交換留学があって、行き先はNY。

お世話になった家は工場勤務のパパと、学食でパートのママ、同じ年のジェニファーと3歳年下の妹、10歳年下で小学生の妹がいて、毎日がにぎやかでユーモアあふれた楽しい家庭だった。

自分は英語が得意な方だったケド、やっぱ辞書無しでは分からない事もいっぱいだった。

パパがボランティアでやってる消防団の仕事で、夜いなかった時の話。

文化の違いをお互いに挙げてみんなで盛り上がってた。一番下の妹はもう寝てて、話がだんだんと怪談話に。

日本にはコックリさんってのがあってねって言ったら、やってみよー!って盛り上がって、さっそくセッティング。
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蟲師
13/10/03
長くなる妙な話。

出勤中に上から鳥が降ってきた。結構な大きさで茶色の色合いから多分鳶(トビ)かと思うが、それが目の前に落ちてきた。

ゴスッ、と音が響いた時はびびったが、その後それの対処に困った。結局、そのままガードレールの外の草村にどけた。

出勤して仕事も一段落したいつも通りの昼休み。ふと、その事を話してみた。

「やっぱりあれはちょうど寿命だったんですかね?」
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