パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

長編

蟲師
13/10/03
長くなる妙な話。

出勤中に上から鳥が降ってきた。結構な大きさで茶色の色合いから多分鳶(トビ)かと思うが、それが目の前に落ちてきた。

ゴスッ、と音が響いた時はびびったが、その後それの対処に困った。結局、そのままガードレールの外の草村にどけた。

出勤して仕事も一段落したいつも通りの昼休み。ふと、その事を話してみた。

「やっぱりあれはちょうど寿命だったんですかね?」
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死後の世界
14/07/02
同窓会の案内が来て、当時をなつかしんでいたら思い出したことがある。ちょっと過去を振り返る意味でも書き込んでみます。

当方、アラサー♀です。

こないだ夜寝てるとき、ふと目が覚めると目の前に血を流した女の人がいた。寝ぼけてるし起こされてムカついたんで、女の顔を思いっきりつかんで散々文句言ったら消えたから寝なおした。

オカルト板だったら気絶して気づいたら朝でした…というオチなんだろうな。しかし、私は幽霊だからといって怖がる人間ではないんだから仕方ない…というか暑いなと考えたところで思い出した。
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乱暴者
15/06/02
今から書くのはもう何十年も昔の話。

幽霊とかには縁がないんで、不思議な話っていうとこのくらいしかない感じでして、この前ちょっとしたことがあって久々に思い出した話です。

俺が小学生のころ、クラスに武田というえらく粗暴な奴がいた。

見た目はちょっと良いんだが、基本的に無口な上に、口を開くときは大抵相手を罵る言葉、さらにすぐ手を出すんで、みんなから嫌われていた。

しかも手に負えないことにやたらとケンカも強いんで、そいつよりでかいやつも手を出そうとしないくらいだった。昔はそんな奴じゃなかったんだけど、お父さんが死んでから手をつけられなくなった。
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廃村
03/06/17
こどものころ伯父がよく話してくれたことです。

僕の家は昔から東京にあったのですが、戦時中、本土空爆がはじまるころに祖母と当時小学生の伯父の二人で田舎の親類を頼って疎開したそうです。まだ僕の父も生まれていないころでした。

戦争が終わっても東京はかなり治安が悪かったそうで、すぐには呼び戻されなかったそうです。

そのころ疎開先では色々と不思議なことが起こったそうです。そこだけではなく、日本中がそうだったのかもしれません。時代の変わり目には奇怪な噂が立つ、と聞いたことがあります。
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ro1unded_corners
11/09/16
これは現在進行中の話。一応自己責任系に入るかもしれないので、読む方はその点ご了承の上でお願いします。

7~8年前、自分はパワーストーンにはまっていて、色々集めていました。集めてた理由は別に不思議な効果を期待したりではなくて、単純にキレイだから。

男のくせにキラキラしたものが好きで、でも当時社会人になったばかりの自分には高価な宝石なんて到底手が出ないので、安価なパワーストーンに流れたわけです。

一度集め始めると熱が入るもので、気がつけばちょっとしたコレクションと言えるくらいに色んな石を集めていました。

ある日、某ネットオークションで掘り出し物を探していた時、黒い卵形の石を発見。ラブラドライトのエッグで、縦10cmくらいの大きさ。
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般若
13/10/30
過去から現在まで続く、因果か何かの話。ふと思い出して混乱もしてるので、整理のために書かせてください。

私が小学一年生の夏、北海道の大パパ大ママから連絡があった。

「夏休みを利用して10日ほどこちらへ遊びに来ないか。お兄ちゃんと私ちゃんだけで。」

大パパ大ママは私の父の親で、血の繋がった祖父母だったが、それまで北海道旅行に何度も行ったことはあっても、実際会うのは初めてだった。父とは私が二歳の頃に離婚したらしい。

そんな手紙とチケットが届いたので、母は一回くらいはと私と、小学四年生の兄を二人きりで飛行機に乗せ、北海道札幌市へ送った。
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線路
13/09/23
十年くらい前、俺がまだ大学生だった時の話。

同じサークルでよくつるんでた友達が二人いた。名前はKとH。俺とHは学生寮に住んでいて、Kだけが安アパートで独り暮らしだった。

どいつも親は別に金持ちじゃないから、仕送りも衣食住でかつかつ程度だったし、大学は最後の自由時間って感じで、講義もそこそこにバイトしては遊ぶ毎日だったよ。

彼女もいない野郎三人。つるんでゲーセンやカラオケ行ったり、独り暮らしのKの家で夜通しゲームしたり、今思えば、受験戦争から解放されて精神年齢が逆戻りしたようなアホな大学生活だった。
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暗い部屋
12/10/01
これは2年前、当時、中学3年生だった時の出来事。

父親の仕事の関係で茨城にある、つくば市という所に引っ越した。正直3年生のこの時期に転校なんて最悪だと思っていたけど、仕事では仕方ないと半分気分は落ち込んでいた。

そんな俺の気分をさらに落としたのがボロクソな引越し先の家。初めて訪れた時は長いそうじの幕開けと覚悟をした。

庭はお菓子やら何かの袋のゴミが散乱していてひどい状況だった。さらに驚いたのが庭に面している家の窓ガラスが割れていたこと。おいおい、ここの管理者は何してるんだとため息が出た。

しばらく庭を見ていると2階から父親の声がした。
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インターネット

14/07/26
大学時代友達だった奴が体験した話。

そいつ(仮名N)とはオカルトサークルの飲み会で出会って意気投合した。怖い話が好き程度の俺と違い、Nはホラー映画や小説にも詳しく、話を聞いてるだけで楽しかった。

結局俺はそのサークルには入らなかったが、Nとの付き合いはその後も続いた。Nは入り浸ってるネットの怪談投稿掲示板を教えてくれて、俺もよく観るようになった。

Nも時々投稿しているらしかったが、どれかは教えてくれなかった。俺は主に見るだけだったが、一度思い切って怪談を投稿したことがある。
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夜叉

15/07/07
心の整理が出来てきたので、書こうと思います。長文になります。

俺には二人の大切な友達がいました。小学校からの付き合いの友達で、社会人になってからもよく一緒に酒を飲みに行くような間柄。

去年の今頃も、その友達をふくむ三人で酒を飲んでいました。その友達をA、もう一人の友達をBとして話を進めます。

お酒を飲みながらAが急に「お前ら、呪いを信じるか?」とか言いだした。

Aは地元では唯一の国立大学に進学していて、選考も理系でオカルトを信じるタイプではなく、Bは呪いとかのオカルト好きだったけど、Aがそんな話をすることがなかったから俺もBも「?」となっていましたが、Aは話を続けた。
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