パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

不思議

峠
2013/08/19
去年の話になるが、激務が続いてほぼ徹夜に近い仕事が3日ほど続いて、夜に中央道で仕事先の岐阜から埼玉まで帰る道中のこと。

小仏(こぼとけ)トンネルで事故通行止めで相模湖ICで降ろされるわけだったが、20号の渋滞を嫌ったのと、若い頃走り屋してたので妙に夜の峠を走りたくなって上野原で降りて、陣間街道の和田峠を目指すことにした。

夜な夜な峠の頂きあたりで缶コーヒーでも飲んで、峠かっ飛ばして八王子西から圏央道に乗ろうというもくろみだった。

が、道中、徹夜の蓄積からか、どうにも眠気を抑えられず、神社付近で車を停めて仮眠をとることにした。23時頃であっただろうか…。
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地獄少女

昔のことなのであいまいなとこも多いけど投下。

こんなことを自分で言うのも何なのだが、私は小さい頃けっこう可愛かった。今はどうかってのは喪女(じょ、もおんな。モテない女)だということでお察しください。

でも、小さい時の写真を見れば、髪も肩でまっすぐに切りそろえてたから、着物着たらマジ市松人形。

が、そのせいで怖い目にあったことがある。先に言っとくと、変なオッサンに追いかけられたとかじゃない。

時期は七歳の時、場所は祖父母の家。七五三に行く少し前で、七五三のお参りに着ていく着物を、祖母に着せてもらう練習かなんかだったと思う。

ともかく本番前に一度着物を着せてもらったんだ。私は綺麗な着物を着せてもらって嬉しくてしょうがなかった。
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幻想的

私はいわゆる「見える人」だ。

といっても「見える」「会話する」ぐらいで他に特別な事が出来るわけではない。例えば事故現場にボケっと突っ立つ、どことなく色の薄い青年。私と目が合うと照れくさそうに目をそらす。

20余年こんな自分と付き合っていて、生きている人間と同じくらいの「何か」に引き留められている色の薄い(元)人を見てきたが、彼らがこちらに害を加えようとした事はほとんどない。

ある人は何かを考えこんでいるような。またある人は虚空を睨むように、その場に留まっている。自由自在に移動しているような奴は本当に極稀である。

正直、オカルト好きな私にとってこの体質は非常にありがたい。ラッキーと思っているくらいだ。

これまで「オカルト好き」と「見える」のお陰で色んな体験をしてきたが、私は私の体質が生まれつきのモノなのかどうか知らない。
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方向

うちの大学は毎年学園祭でワンフロアを全部使って、お化け屋敷をするのが恒例のイベントでな。

それがまた毎年何かしら不可解な出来事が起きるので有名。

一応作業開始前と撤収後に神主様にお祓いをしてもらってるんだけど、前回の学祭でもいろいろあったらしい。そのうちの一つで、俺の友人が体験したらしい準備期間中の話。

その日も例年のごとく大人数で夜作業時間ぎりぎりまで準備作業を行っていた。
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貴船神社

212:
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木)12:10:54.48ID:aSaCVaFj0
友人たちと、京都の山の方にある神社に行った。

わりと有名なところだから、ほかにも観光客はいっぱいいて明るい雰囲気の中、変わった女の子がいたんだ。

目が合ってからなんか付いてくるんだけど、話しかけられても声が遠くてよく聞こえないし、何より、ぴょーんと一回ジャンプするとめちゃくちゃな跳躍で、さらに同行した友人たちはその女の子のことを見もしなかったから、ああ人間じゃないのかって思って。

霊感とか無いはずなんだけど、不思議とその、明らかに人間じゃない女の子のことは怖くなかったんだよね。
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黄泉の国

287:
黄泉還り?[sage]投稿日:2010/06/27(日)00:16:09
ちょっと妙なことになってしまって、私もどうしたらいいのか・・・。

私が小学5年生になった時のこと。クラス替えで一緒になった子と仲良くなり、一緒に帰るようになりました。学区の関係で、同じ方角に帰る子が少なかったので嬉しかったのを覚えています。

それである日、その子に山を通り抜ける裏道を教えてもらったのです。

私が住んでいたのは鎌倉で、名前は分からないのですが学校の近くに山があり、通学路はその山を削り取って作られた道路沿いにありました。
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炎

935:
sage[]投稿日:2010/05/19(水)22:41:39ID:GIe+3Plj0
怖いってよりは不思議な話かもしれんけど、オレ的には怖かったので、ここに書きます。

オレがガキの頃、近所にAと言う幼なじみがいた。学年も同じで、毎朝一緒に学校に行った。Aはなぜか未来のことをよく知ってて、その頃夢中だったマンガとか、アニメとかについて、来週どうなるかを教えてくれた。

なんで知ってるのか気になって、一体どこから聞いてきたんだ、と聞いたらAは「夢で見た」と言っていた。
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氷

この話を公表するのは初めてです。

社会人になりたての頃、学生時代の仲間数人で海辺の民宿に泊まり込んだ時の出来事。

新社会人のプレッシャーを忘れ、学生気分でダラダラ過ごそうと企画されたお気楽一泊。日中、存分に海水浴を楽しんだ後で俺たちは宿に戻り、たそがれ時の薄暗い室内で一息ついていた。

「なあ、飯食ったら花火するんだろ?」

「買いにいかなきゃ。コンビニ遠いぞ」

「ドリンクも切れたし行くしかないだろ」

「それより裏山で肝試ししねぇ?」
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フィランド

こないだ親父が物置の整理をしててね。一日中あさっていたかと思ったら、夕方、居間にガラクタの山を積み上げて昔をなつかしんでいた。古着やら、レコードやら陶人形やら。。。

ふと一枚の写真が目についた。そこにはソファに座った若かりし頃の親父と、若い白人女性が写っていた。

親父は痩せていて、当時のはやりなのか中途半端に長い髪がおかしい。女の方はややアゴがたるんではいるが、まあ美人に分類される。

写真について聞くと、大学3年の夏にヨーロッパを放浪した時のものだと話してくれた。

「この子については未だによくわからないことがあるんだよ」
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黒板

19年前のこと、クラスの女の子が家出して大騒ぎになったことがあるんだ。良い子で、俺も仲良かったから心配で、学校が終わった後に、友達と探しまわった。

その子の知り合いをあたってたら、まあありがちだけど、近所のおさななじみの先輩も一緒にいなくなってて、その近所ではかけおち家出みたいな感じ?に思われてて、あまり大事には思われてなかった。

でも、その女の子が家出するような子じゃないし、なんかあったら絶対誰かに連絡する子で、一緒にいなくなってた先輩についても、その先輩の友人誰もが、女の子に家出させるような奴じゃないって話しで、女の子と先輩の知り合いを中心に聞き込みをしたり、足取りをたどったんだ。
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