パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

山にまつわる怖い話

山、草原
06/10/28
何年か前、東北のある山へ登山に出かけたときのことだった。天候も良く、気温もちょうど良い。絶好の登山びよりだった。

そのせいで浮かれていたこともあったのだろう、ちゃんと登山ルートを進んでいたつもりが、いつの間にかケモノ道へ入ってしまっていた。

方角もわからず、これはまずいと思い、あせりにあせって半泣きになりながら、ろくに前も見ないでがむしゃらに進んでいると、いきなり視界の開けた場所に出た。
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山、霧
06/11/22
俺は登山好きなんだけど、百間平(ひゃっけんだいら)周辺を通るたびに、毎回すげぇ濃い霧と雨にやられる。

90年の秋かなぁ、3人で縦走してたんだけど、そん時もすげぇ濃い霧だった。だだっ広いし、積み重なった石の原っぱみたいなとこだから、マーカー探すのも苦労した。

何も見えなくてすげぇきつかったし、寒くて、サイの河原の中を延々歩く感じ。

途中で、メンバーの一人が急にバテ出して吐き気を訴えたから、小さなケルンのあるとこで小休憩をとることにした。
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山、不気味
14/03/23
うちのジイサンの話だが、聞いたのは親父からだ。ジイサンの住んでた実家は北陸のほうなんだが場所はちょっと勘弁してくれ。

ジイサンが40代の頃、自分の持ち山に入って山菜採りをしていた。それが夕方になって青い顔をして帰ってきて、履物を脱ぐなり

「山の中国人に目をつけられた」

と言った。

家のものは誰もその意味がわからなかった。
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雪
06/10/23
中学生の頃、友達と二人で雪遊びをしていたら雪に埋まった。

雪国の人なら分かると思うが、積もった雪に埋まると自力で抜け出すのはキツイ。

俺は、腰の辺りまでズッポリ埋まってしまい、友達が引っ張っても抜けない。そこで、友達に助けを呼んで来てもらう事にした。

俺達が遊んでいたのは、家の裏にある小さな山。学校でも、スキー実習や冬のスキー遠足で使われる場所だった。
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滝
12/04/05
10年くらい前の話だけど…友人に誘われて山奥の渓流に釣りに行った。

自分は釣りは不慣れだったが、友人は釣りに関してはベテランで、彼の案内にしたがって渓流をさかのぼって行った。

川の美しさに興奮しながら上流へと進んで行くと、やがて高さ10mはある滝にたどり着いた。

この滝もまた非常に美しく、私も友人も釣りを忘れてしばらくその滝を見上げ見つめていた。

うっとりと滝を眺めていると…なんと…滝の上から水と一緒に裸の人間が落下してきた。
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23/10/25
「せっかくの昼休みなのに悪いな。見送り有難うね」、安藤氏はちょっと固い笑顔で言った。「水臭いな。君と僕らの仲じゃないか」、「またきれいな写真をお願いね」、市川夫妻も笑いながら返した。

 安藤氏は写真、特に大自然の風景や小動物を撮影するのが、まさに唯一の趣味で、きょうもこれから一人で5日間泊りがけで山に入って撮影に取り組むのであり、親しくしていた市川夫妻は駅まで見送りに来たのだ。急行電車がホームに滑り込んで来たので、「それじゃ」と言うと、ほっそりした体に朱色と青のマドラスチェックのシャツが似合う安藤氏は、着替え・食料・救急用品など、それにカメラの機材一式を詰め込んだ大きなザックをよいしょとばかり担ぎ上げ、ちょっと片手を上げて乗り場の方に歩いて行った。

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森
12/06/09
最近親戚から聞いた話だが。

自衛隊所属で山にこもり演習で(中身は戦争真っただ中を想定で)3日間は寝ないで仮眠で交代する。

この時、山を掘った部屋で、その穴の中に機材やら設置して、作戦やら指令を出す。出入り口も敵軍に見つかりにくいようカムフラージュ。

そして外には2人の隊員(兵士)を見はりで配備するのだが、その配備された隊員が真夜中に見はり放棄ですっ飛んできた。

見はり2人「出たああああ!!!!」

親戚の隊員「お前ら見はり放棄して何があったんだよ!」
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雷
06/11/15
去年コロラドに旅行に行ったときに、ロッキー山脈の、ある山を登頂しようとして朝早く出かけた。

お昼過ぎに頂上付近に着いたら雷雲がこっちにきてしまい、すぐ降りるか立ち止まってるか選択を迫られた。

だけど、ちょうど雷雲と同じくらいの高度だったんで、あきらめて金属類を道の脇に置いて、少し離れたところの岩場の下でタバコ吹かしてじっと通り過ぎるの待ってた。

かなり怖かったよ、たまに近くで帯電する音が聞こえたりして。
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神社、鳥居
15/09/02
ガキの頃の話。

クソど田舎に住んでて、実家は農家。家のすぐ裏に山があって山道をしょっちゅう走り回ってた。

ある日、うちでとれたリンゴを友達におすそ分けしに行った帰りのこと。急な通り雨にひっかかっちゃってさ、すっごい豪雨だったからどっかで雨が止むまで待つことにした。

でも近くに家なんてないし、自分ん家までもちょっと遠い。まいったなー、このまま濡れてくしかないかー、って思ったんだけど、ふと道の脇を見たら奥の方に鳥居が見えた。
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山奥
我流格闘家:06/10/24
俺は毎年夏は2ヶ月ほど山ごもりして修行している。他人は変人扱いするけどね。

深山の川の近くの洞穴を寝床にして、食料は川魚や野草やカエルやヘビなど…完全に現地調達。

文明の利器と呼べる物はいっさい持参しない(ナイフぐらいか)。山では、徹底的に己をいじめぬく。冷水に体を浸し精神統一、岩を抱いて山野を駆ける、木からぶら下がり逆さの世界を延々と眺める…

まぁとにかく体を鍛えてるわけだな。警察にも注意を受けた事は何度もあるけど…それはさておき、不思議な体験も幾度となく経験した。それを書く。
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