パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

山にまつわる怖い話

山道
15/07/24
知り合いの話。

山道を歩いていると、小さな駄菓子屋を見つけた。

喉の渇きでも癒そうと入ってみたが、置いてある商品は見覚えのない不思議なものばかり。

何の動物を模したのか全然わからないお面だとか、ガラスビンにたくさん詰められた目玉だとか、中身が入っているのかゴトゴト音を立てているツボだとか。

描写すると不気味な物ばかりなのだが、なぜか、怖いとは感じなかったのだそうだ。
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廃墟のドライブイン
13/02/19
10年くらい前の話。

大学時代、秋の初め頃、暇だったんで、友人3人とドライブに行ったときのこと。

車を1時間も走らせれば過疎地に行ける距離。適当にあっち寄りこっち寄りしていて、大して面白くもなく時間が過ぎて、あっという間に夕方近くになっていた。

友人の一人Aが「そーいや、ここらへんに心霊スポットがあんじゃね?」って言い出した。
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フクロウ
13/04/06
うちの一族はもともと九州南部の山間の小さい集落に住んでいた一族で、集落の名前(地名)=一族の苗字、集落全体が親戚って感じです。

そんなうちの一族に伝わる不思議な話です。

もともと別の土地に住んでいたらしいのですが、戦に追われ一族郎党でその山に逃げ込みました。

着の身着のままで上は老人、下は乳飲み子で食べるものもなくなり、山中で精も根も尽き果ててあたりも暗くなり、もはやこれまでか…とみんなあきらめかけたそうです。
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透明
12/12/11
友人の話。

山中のケモノ道を一人たどっていると、見えない何かに顔をぶつけ、こけてしまった。幸いにも硬い物ではなかったようで、ケガは負っていない。

身を起こして確認してみたが、目の前の空間にはやはり何も認められなかった。
「一体何にぶつかったんだ?」と不審に思いながら、手を前方に伸ばしてみた。すると、そこには何もないはずなのに、暖かくて柔らかい感触が返ってきた。

驚きながらなで回したところ、目には見えないが、透明な人型の何かがそこにある。背丈は彼と同じくらい。まるで空気が人の形に固まっているみたいで、何も動かず、何の反応も示さない。
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温泉宿
13/01/31
もう十年以上前のことになるけど、木曽のほうに2泊3日の予定で釣りに行ったんだよ。

6月に会社の計画年休があって、同僚と二人で俺のハイエースで出かけた。

1日目は日中晴れて釣果もそこそこあったが夕方から雷雨になって、車中泊であまり眠れなかった。翌日も雨で、それでもカッパ着てサオを出したけどつらくなってきて4時頃にはやめた。

天候は回復しそうにないしもう帰ろうかとも相談したが、とりあえず街に出て一杯ひっかけてからビジネスホテルにでも泊まろうということになった。
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登山
14/09/23
おれは昔はバイク、今は車で峠を攻めるのが好きなのだが、いつだったか「十文字峠(じゅうもんじとうげ)」に行った。

春先の上天気のいい日で峠の手前だったか、小川のキレイな流れの横に小道が並んで峰のほうに向かっている。

おれはめったにそんなところで車を降りないのだが、あんまりいい道なんで行ってみた。しばらく行くと、左手のほうにわき道があり、そこから登山者が一人上がってきた。

ちょっと見、やせがたの60代前半の人で軽く会釈して、おれの前をタッタッタッという感じで軽快に登って行く。
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猿
13/11/13
山仲間の話。

知り合いの山小屋に泊まり、酒盛りをしていた夜のことだ。玄関の方で物音がした。何だ、と様子を見に行くと、森に白い物が吸い込まれていくのが見えた。

汚れた包帯のたばだった。何か透明な筒にでも巻かれているかのように、ぐるぐる巻きになった布の筒がふらふらと空中を漂っている。

小屋から漏れる明かりで見えたのは一瞬で、すぐに木々の間に消えてしまった。

「どうした?」
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夜の山道
16/11/07
少し長くなるけれど、自分が体験した話をちょっとだけ聞いて欲しい。

この間、車で一人旅に行ってきた。

旅といっても基本的に金がないから、下道を使って道の駅とか、カプセルホテルとか、24hの風呂施設とかを使ってブラブラするような感じなんだけど、そういうのに慣れてるので普段通り楽しんでた。

で、4日目の夜だったかな?秋田から青森だったか宮城から青森だったか忘れたんだけど、津軽街道(確かあってるはず)ってところに入ったんだけど。
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夜の山
13/09/12
自分が高校生の時に体験した話。もし誰かわかる方がいれば教えて下さい。

山に多分関係あると思うのですが、試験勉強をしていた時にふと「山にいきたい」と思いました。それで気がつけば病院のベッドの上にいました。

話を聞いたら、自分がいなくなった三日後に警察が保護(見つかった場所は隣の県の市街地だったそうです)。そのあと病院で一日寝て、自分は目を覚ましたようです。

なので気がつけば四日ほど日がたっている事になります。あと、保護された時に手足が泥だらけだったそうです。
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テント
14/06/10
15年ほど前の春過ぎごろ、大日杉(だいにちすぎ)から飯豊山(いいでさん)をへて、大日岳(だいにちだけ)に行くコースを1泊2日予定(移動と念のため休暇は4日)で登った。

テント泊の予定であったし、前日の仕事終わりが遅かったこともあり、8時過ぎに大日杉を出発してゆっくりと進み、14時にテントを張り野営地とした。

夕飯を取り、しばらくはまったりと過ごしていたが寒さもきつく、眠気も増したのでそうそうにシュラフにもぐり込んだ。ふと、物音で目が覚める。

何かの小動物がテントに当たるような、ポスポスという音が何度かして止んだ。耳を澄ませていると「すみません」と、消え入りそうなほどかすれた男の声。
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