パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

2016年09月

黒猫
14/07/02
10年くらい前、姉妹で(私が姉)叔母宅に行った時、庭先に黒い子猫が迷いこんできた。

叔母は、新築の家の庭に「黒猫なんて縁起が悪い」とホウキで叩き始めた、妹が泣きながら

「うちの子にするから!!お願い叩かないで!!」

と懇願、私と妹は自動的に?黒猫と一緒に徒歩で自宅に帰らされる羽目になった。妹は黒猫に

「そんなこじゃないよね、えんぎがいい猫だもんね?」
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新幹線
16/07/15
身内がなくなる時にはいつも不思議なことがあるのですが、中でも祖母が他界した時は印象的なことがありました。

祖母の危篤の知らせを受け、息子を連れて実家へ向かいました。息子は当時5才の年長組で、卒園を間近に控えた1月のことです。

新幹線を乗り継いで、故郷の駅が近づく頃にはもう夜になり、車窓から雪が舞うのが見えました。

もうすぐ到着のアナウンスが入り、降りるためデッキに出るとそこに、全身真っ白な服装の少女が立っていました。
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アパート
16/03/19
前に住んでたアパートで起きた出来事だ。

俺が住んでたのは、築30年以上の古い木造2階建てのアパートだった。駅の近くだったが、古いせいか周りの物件より安かった。

当然、安いところに住む住民はみんな生活状況は悪かった。1日中咳き込んでる老人。四六時中わけの分からない言葉でケンカしてる外人夫婦。そんな所に住んでた。

当時の俺はフリーターで、働いてはいたが収入は少なかった。

ある頃から部屋の異変が始まった。最初はささいな事から始まった。捨てた記憶がないのに、ゴミ箱が空になってた。ゴミなんか盗むやつはいないだろうから、俺の勘違いって事にした。
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乱暴者
15/06/02
今から書くのはもう何十年も昔の話。

幽霊とかには縁がないんで、不思議な話っていうとこのくらいしかない感じでして、この前ちょっとしたことがあって久々に思い出した話です。

俺が小学生のころ、クラスに武田というえらく粗暴な奴がいた。

見た目はちょっと良いんだが、基本的に無口な上に、口を開くときは大抵相手を罵る言葉、さらにすぐ手を出すんで、みんなから嫌われていた。

しかも手に負えないことにやたらとケンカも強いんで、そいつよりでかいやつも手を出そうとしないくらいだった。昔はそんな奴じゃなかったんだけど、お父さんが死んでから手をつけられなくなった。
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人体
15/07/14
色々落ち着いたからまとめるついでにちょっと話したくなった。当方男です。

まず幼稚園年中から年長にかけて肺炎で入院した時の話。この辺の話は両親から聞いた分も含まれるからちょっと怪しい。

元々父方の祖父母と暮らしててそれなりの田舎なんだけど、肺炎にかかって電車で二駅ぐらいのところにある、大きい病院に入院した。

ただ、入院したは良いけど熱が下がってしまって、身体は元気だから点滴は打つけど、子供用のコロコロ持ってあっちこっち歩き回ってた。

その病院で動ける子供が自分だけだったから、若い看護師の後ろ付いて回ってたらしい。
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犯罪者
16/07/08
2DKのアパートに妹と暮らしてた時。

引っ越して数週間の、夜に帰宅したとある日。妹はまだ帰宅してなかった。

玄関入って左手にトイレや洗面があって、真正面に風呂の扉と電気のスイッチがあった。

雨の日で靴下がびしょびしょで、帰宅して玄関で靴下を脱いで絞って丸めて、風呂の方に投げたら、たまたま風呂のスイッチに当たって風呂の電気がついたんだ。
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死後の世界
14/07/02
同窓会の案内が来て、当時をなつかしんでいたら思い出したことがある。ちょっと過去を振り返る意味でも書き込んでみます。

当方、アラサー♀です。

こないだ夜寝てるとき、ふと目が覚めると目の前に血を流した女の人がいた。寝ぼけてるし起こされてムカついたんで、女の顔を思いっきりつかんで散々文句言ったら消えたから寝なおした。

オカルト板だったら気絶して気づいたら朝でした…というオチなんだろうな。しかし、私は幽霊だからといって怖がる人間ではないんだから仕方ない…というか暑いなと考えたところで思い出した。
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本、エニグマ
14/07/06
暑くて眠れずにぼんやりしていたら、ほんのり不思議な体験を思い出した。

たしか小3の夏休みだったと思う。朝からクソみたいに暑い日だった。家にいても暑いだけなので、母とふたり、車で図書館へ行くことにした。

普段は図書館で読み切ってしまうので借りることはなかったが、その日は「日本の地獄絵巻」という、挿し絵が豊富な本を一冊だけ借りた。

地獄を紹介している本だけあってグロい絵が多かったが、女性の着物がはだけていたり、縛られていたりと、小3男子には刺激的な本だった。
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神秘的
14/06/19
俺には双子の片割れである弟と、俺達よりひとつ上の年子の兄貴がいる。

これから書くのは、兄弟三人で体験した、幼い頃の話だ。三人で話を補完したから、結構細かくまとめることができた。

俺と弟は幼い頃、実家前の山で、危うく神隠しにあいかけたことがある。深い山だ。それを連れ戻したのは、兄貴だった。

その日、俺ら双子は、親が兄貴の相手をしていたすきに家を抜け出して、前の山で遊んでた。探検のつもりだった。
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見猿聞か猿言わ猿
16/05/02
自分が幼稚園児の頃は今と違って、神社や寺の境内駐車場で、周囲の子供たちが何十人も年齢問わず遊んでいた時代だった。

その中には知的障害児童が少なからずいたんだけど、誰も差別や区別せず仲良く遊んだ。

区画整理事業がまだない時代で、砂利道の細い道と間口の狭い家屋が軒を連ねて、町内の人のプライベートは筒抜けで、身内の様な付き合いしてた時代だった。

遊びの集団の中に〇〇おでん屋を細々とやっている、知的障害児(A君)持ちの母子家庭がいた。A君の母親は

「自分の息子と遊んでくれてありがと」

と、売れ残りのおでんを神社に持ってくる優しい人間であった。
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