実際にあったお話です。
怖い話が好きで、自宅の近所であった自殺の話を、少し脚色してネットで公開したそうです。
その夜、投稿に対するレスを確認していると、突然電話が鳴りました。
自分が投稿した文章を、電話の向うで朗読しているそうです。か細い女の人の声で。
これは自分の文章だとスグにわかり、きっと個人情報を得た人間の、悪質なイタズラに違いないと思いました。
ところが、脚色部分から、次第に朗読する女の声質が変わり、かすれた声になり、男の声に変わってゆきました。
しかも、脚色した内容とはかけ離れた、実際にあった自殺の内容になっていったのです。
投稿した内容は、自殺者が女性、首吊り、文語体。
変わって行った内容は、自殺者が男性、首吊り、口語体。
実際にあった自殺は、男性、首吊り。
怖くなって電話を切り、無意識に手を合わせて「南無阿弥陀仏」を繰り返したそうです。
自分の家には仏壇も無く、そんな習慣も無いのに。
今でも、女性から男性へと変容してゆく時の声が、耳について離れないそうです。
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1631828149/
コメント
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この話は、かなり前に別の怪談サイトに出ており、またこの『パラノーマルちゃんねる』でも取り上げられていたと思います。いずれも私がコメントした事がありました。その時と同じ内容を書き込みますが、ご了承を。
>自殺者が女性、首吊り、文語体。
>自殺者が男性、首吊り、口語体。
前者は文語体ですか。すると「女(をみな)あり、首吊りて身罷(みまか)りぬ」とでも投稿したのかね? むろん、これは文章体の誤りであり、後者は会話体の事でしょう。こんな間違いを犯すのを見ると、「義務教育の失敗・敗北」を思います。
義務教育は、本来はフランス革命の後、国家の主権者にふさわしい教養ある国民を育成するために始められたものですが、日本の教育は、下手すれば小学校の段階から受験戦争を勝ち抜くための手段に成り下がっていますから、こんな結果もやむを得ないか。
それから、この話の主人公は誰でしょうね? 文章にも主語が無く、いったいどんな人が投稿をし、怖い体験をしたのかが分からず、「実際にあったお話です」と言われてもリアリティが感じられません。
黙れ
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