行列、で思い出したことがある。
たいしたことない話なんだけど。
僕は男子校出身なんだが、ある日、朝の集会で、体育館に見知らぬ生徒とすれ違った。
オカマみたいな、男らしくない顔で、おかっぱ頭。
僕はその日から、彼の顔が脳裏に焼きついて、離れなくなってしまった。
だって、顔の皮膚が灰色だったから・・・。
それから、全校朝礼や、学園祭などでたびたび彼の姿を見るようになった。
奇妙なのは、彼を意識しだした日から、家の近所でも彼を見かけるようになったということだ。
そして、遠い田舎の祖母の家の近くでも彼を見たときは、正直ぞっとした。
今、現在僕は学校を卒業し、会社に入った。
未だに、彼をたびたび見かける。特に行列に並んでいるとき、必ずいる。
出張で北海道に行ったときは、同じ飛行機に乗ってた・・・・。
灰色の顔の男・・・。
引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/
引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/
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なんらかの原因で魂と魄が離れてしまった人(寿命ではなく)の魄は灰色というかモノクロ写真のように全体が見えるそうだけど。
魂は精神のたましい、魄は肉体のたましいな。
魄は物質で問題なく物に触ったり移動できるが、魂と離れたから人に認識されない。たまに認識できる人がいると、魂を戻してもらおうと付き纏ったり話しかけたりしてくるそうだ。
幽体離脱と違って体も動くから、いつまでも魂も魄もそれぞれ生きてる状態。
やっと元に戻ったら何十年も経ってたとか、ザラらしい。
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