母親つながりで。
確かまだ小学生だった頃、二段ベッドの上段に寝ていて、ふと目を覚ますと
ベッドに父が取り付けたカーテンのレールの上から母が覗いている。
ああ、ちゃんと眠ってるか心配して見に来てくれたんだなー、でも私、目を覚ましてるのに
何も声をかけてくれないって変だなぁ、と思いながら寝返りを打ち、そこで状況の異様さに
気が付きました。
母はかなり小柄なほう。対して、二段ベットに取り付けられたカーテンレールの位置を
考えると、その上から覗くのには余程高い踏み台でも持ってこないと無理。実際、先程見た
母の頭は、髪が天井に付きそうだった…。
ぎょっとして起き上がってみると、既に母の姿はそこになく、何とはなしに心配になって
隣の部屋を確認すると、母はすっかり熟睡していて起きる気配もなし。
翌朝一応当人に聞いて見ましたが、夜中に起きた覚えはないとのことで、夢でも見たのだろうと
言われました。夢…にしちゃ、無表情がコワかったよ、お母さん。
あ、ウチの母はその後何事もなく、元気一杯で過ごしております。
引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/
引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/
コメント
コメント一覧
二段ベッド怪談はジャンル分けできるくらいたくさんある。地味な話ばかりだが。
梯子の途中まで登って覗いていたなら位置的には不思議ではないと思うんだけど。
まぁ、この時覗いてた何者かは母じゃないんだろうけど
なのに「無表情がコワかったよ、お母さん」じゃねぇだろ。
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