ちょうど5年前の今頃私は化粧品の販売営業をしていました、決められた地区
を一軒一軒回ると言うとても面倒な仕事です。
ある城下町の担当の人が寿退職し私がしばらくの間その町も受け持つ事になり嫌々その町に行っていました。
ある城下町の担当の人が寿退職し私がしばらくの間その町も受け持つ事になり嫌々その町に行っていました。
そこは昔ながらの家が建ち並び、車が通れないほど狭く昼でも暗い道がたくさ
んあるので歩いて町を回っていました、 細い路地に入ったときです鬼に合い
ました。
身長2メートルほどで黒い布からタイヤほどある大きな顔だけ出していておでこ
から角がたくさん生えていました。
鼻が大きくニタニタと笑っていました、後ろにはまるで二人羽織をしている
みたいに布が広がっていて後ろに6人ほどひとが一列に並んで入っていました
布が長くて足下しか見えませんが、サラリーマン風の足の後ろにハイヒール
を履いた女の人の足、長靴の子供…
怖くて声も出せないでいると先頭の鬼が布を少しめくってまるで入りなさいと
言っている様でした。私はただ嫌だと首を振っていると大きな顔は怒り顔に
なって路地の奥へと入って行きました、ゾロゾロと後ろの人達を連れて…
姿が見えなくなると私は急いで事務所へ戻りその場所の担当を辞めました。
その後私の同期が担当になりましたが、何事もなさそうでした
もうその仕事は辞めましたが今でも怖くてその城下町を一人では通れません
引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/
引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/
コメント
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闇芝居にありそうな話。
そんな話を思い出しました。『にっこり横丁』は怪談漫画ではないので、鬼の正体も最後に判明しますが、冗長になるので割愛します。
この投稿の鬼も、読む限りは本物ではなく獅子舞を思わせます。獅子頭ならぬ ”鬼頭” を先頭に、後ろにサラリーマンやハイヒールを履いた女性や長靴を履いた子供などが並んで入っていた、それだけの事でしょう。その城下町では、歴史が古い地域なのでそんな行事が続いていたのかも知れません。
鬼の表情がいろいろ変わったと書かれていますが、人形浄瑠璃には美女の顔がいきなり恐ろしい形相になる仕掛けの人形がありますから、それと同じようなカラクリだったと思えば不思議はない。角がたくさん生えていたとか変な描写がありますが、文章を読むと誤字があったり句読点が変な箇所があるなど、余り文を書き慣れていない人らしいので、単に ”筆が滑った” だけだと思います。
長文コメ失礼。
書込み主が誘われたことや布間から垣間見える脚の描写からすると、取り込まれてるのはそう古い人々じゃないようだから、七人ミサキ的な特徴があるのかな。
なんにせよ鬼の顔貌や造形含めて映像喚起力が高くて、凄く怖い話。
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