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449 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/11/25(水) 07:08:31 ID:+NBr4sC0O
小学生の夏休みに、ド田舎の祖父宅に泊まった時の事。
どこの家も鍵や窓なんか開けっ放しで出かけるし、よそのおばちゃんとかが勝手に入って
野菜置いてってくれたりするのが当たり前な町だった。

祖父母が畑に行き、私は一人で留守番してた。
台所にジュース取りに行って、戻ると居間の椅子に知らないおじいちゃんが座っていた。


いつ来たのかな?お客さん?と思って聞いたが、ただただニコニコ笑うだけなので、
とりあえずお茶とお菓子をすすめた。
おじいちゃんはお茶とお菓子を美味しそうに飲み食いして、
私がトイレに立った間にいなくなっていた。

帰宅した祖父母におじいちゃんの容姿を伝えたが、そんな人は知らないと言う。

それから何年も経って「ぬらりひょん」という妖怪を知った。
あのおじいちゃん、ぬらりひょんだったのかも知れない、と今は思っている。


引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/