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247 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/19(木) 09:23:13.42 ID:b5SUfpZZO.net
親父が高校の頃だから今から55年近くの前の話。

夏休みに部員10名程で宮崎の山(名前忘れた)に登ったらしいんだが、
下山途中でいきなり豪雨になって、雨をしのぐ場所を探してたらルートを大幅に逸れて遭難したらしく身動きがとれなくなった。




248 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/19(木) 09:28:14.58 ID:b5SUfpZZO.net
遭難して三日目、皆で最悪死を覚悟していたら、
けっこう年配の人が独りでやって来て、「絶対に下山させるからついて来なさい」っていった。



249 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/19(木) 09:32:14.89 ID:b5SUfpZZO.net
皆その人に従って何とか全員無事に下山したら、学校が遭難届けを出してて警察や消防団の人がいっぱいいた。
そして、「この天候でよく君たちだけで帰って来れたな。雨が止むまでは救助に行けなかった」って言われたから、
「さっきの人は救助隊の方じゃ無いんですか?」って返したら、
「誰も送ってないし、君たちだけで下りてきたじゃないか」って言われた。



250 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/05/19(木) 09:34:19.69 ID:b5SUfpZZO.net
けど部員全員がその人を見てるから、
皆で「年配の方に助けて貰ってここまで一緒に下山した」って何度も言ったけど信じて貰えず、
最終的に一種の集団ヒステリーで片付けられたらしい。

その時一緒に登った親父の1学年上の先輩が家に遊びに来たときに、
親父と「今でもハッキリ覚えてるけど幻覚じゃないよな!」って二人で話してるの聴いてて、
不思議な事ってあるんだなぁ…って思ったよ。


引用元:https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1079447854/