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70 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/01/25(水) 10:15:00.65 ID:HjPCa4Eb0.net
他スレにも書いたが、急性大動脈乖離の心タンポナーデで臨死体験っぽいものをした。
12月24日のこと。
もう、ダメっぽい、と言われて嫁が泣いているころ、定番どおりおれは上から自分を
見下ろしていた。

よくある3mぐらいの高さ。
ウソっぽいと思っていたが、自分が体験してみるとホントだった。
寝ている自分と平行になっていたな。


見下ろす自分の顔あたりははっきりしていたが、胸から下は綿アメみたいなものでボ~ッと
ぼやけていた。
(ああ、死んじゃったんだ。もう、動かないんだな)
みたいな、他人事のような弱い感情があった。
同時に寂しいような、空しいような、悲しいような気持ちと、空白みたいな虚無?も感じた。
このあたりは今となってはうまく言い表せない。

というか、一生懸命書こうとすると、すーっと実体験から遠ざかる感じ
真下に見える自分は変にグッタリしていて、ペタンと薄っぺらで、白くて頼りなかった。どれだけ時間がたったのか、全くわからなかったけど、麻酔覚醒のバッドトリップで
おれは医者と看護士に殴りかかっていた。

上から見たときの弱々しい自分のどこにそんなパワーがあったのかは知らないが、
覚醒時に感じた生命の墺低からのものすごい怒りは、今でもかすかに覚えている。


引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1313576195/