809 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/04/10 13:27
古い寺の跡がある山に登った時の話。
山道歩いてて、道端に仔猫のきれいな死骸を見つけたんだけど、
夕暮れに下山するときにはもう、内臓とかグチャグチャになってた。
鳥や獣に食い荒らされたんだなぁと思い、手を合わせた途端に、
山上の寺の鐘がいきなりガンガンガンガンガンとありえない速さで連打されて鳴り響いた。
僕は無性に恐ろしくなって逃げるように下山した。
多分どこかの馬鹿がいたずらで鳴らしたんだろうけど、タイミング悪すぎ。
駅に着く頃にはもう日が落ちていて、電車のシートに座ってやっと安心できた。
で、動き始めた電車の窓から山の方角を見て思い出した。
確かに寺の跡はあったけど、もう廃墟になっていて、鐘は取り外されていたのだ。
引用元:https://hobby2.5ch.net/test/read.cgi/occult/1049056376
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鐘楼に下がってる除夜の鐘で撞く鐘と、寺院内でお勤めや行事の時間を僧侶に知らせるための喚鐘ってやつ。
鐘楼の鐘は放っておくと大風なんかで鐘楼ごと吹っ飛んで被害が出たりするので、無住になると下ろすが、喚鐘は本堂の一部だからそのままにする。
鳴ったのは喚鐘。火の見櫓の鐘みたいなもので、木槌が横にぶら下げてあることが多く、風でけたたましく鳴ることがある。
鐘楼の鐘は「ゴン」だが喚鐘は「ガン」と鳴るしな。
当時ワイはグラビティベルの練習してて
ビックリさせてごめん
妖怪押入れ娘「なーんだスーツ君の仕業って、おい!」
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