696: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/09/16(土) 22:19:42.39 ID:OQNO1LP10
俺は初老の年だ。これは祖父から聞いた話だ。
すでに亡くなった祖父の幼少期の話。
今から大体100年位前。大正時代の話だ。
祖父は信州の山奥の小さな村で生まれ育った。
祖父は四男で生まれたそうだが、長男から三男まで生まれてすぐ亡くなったらしい。
六男から七男までと、三女から五女までは、どこに行ったかはわからないが、
多分、口減らしで売られたんだろうと。
四男祖父と、長女は家族として暮らしたそだ。で、五男と次女は、
「おじろく・おばさ」と呼ばれ、ずっと奴隷状態だったらしい。
なんか、その地域のしきたりだそうだ。
大人になり、ちょっと調べた。地域はあってた。「おじろく・おばさ」制度。
その家の都合で若干変わってたみたいだが、長男以外は基本奴隷扱い。ひどい地域?時代?
祖父は、ほんとたまたま長男から三男までが亡くなったから生きただけらしい。
だから、親父も俺も娘も孫も、たまたま生きてられるって感じ。
697: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/09/16(土) 22:37:01.78 ID:uITszkqb0
>>696
自分は代々東京近郊いわゆる多摩の文化圏に住んでるけど、そこまで酷くはないけどやっぱり大正生まれの祖父母の時代は長男とそれ以外の格差って大きかったみたいよ
氏神様の祭りで格式高いちょっと有名な山車が出るんだが、祖父の頃にはこれに乗り込んでお囃子に参加出来るのは本家筋の長男だけだったらしい
もちろん女が乗るのはご法度だったけどさすがに自分が子供の頃には次男以下や女の子も参加できるようになってた
それでも大地主の息子たちがメインで古くて金持ちの家の男が花形の楽器を持たされてたけどね
698: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/09/16(土) 23:44:23.53 ID:m6tF6AkZ0
今からすれば納得できないだろうが、時代の持つ価値観としか言いようがない
昔は貧しかったから家を存続させる為のシステムなんだろう
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1497936493/
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コメント一覧
ノルウェー、スウェーデン、フィンランド見てみ、人口500万〜1千万人で世界トップクラスの富裕国だぜ。
奴隷と言うには具体的な事何も書かれてないよね。
家を継ぐのは長男というのは遥か昔からで
大正により以前からでしょ。
三男や次男は養子に出されるか丁稚奉公。
今の基準なら人権が無いと言えるが当時は当たり前なんだよね。
長男信仰は課長制度を定めた現行法が出来て、子供の死亡率が減ってから。よほどの金持ちでなければ、長男以外はないがしろ、なんてしなかった(夏目漱石の実家がいい例)
「おじろく・おばさ」おばさ、は知らないが、おじろくは「生産能力のない」「ぼんくら」障害持ちの「穀潰し」を意味する。
奴隷扱いなのにはそれなりの理由が、本来あったと言うこと。家族は障害持ちが他害しないよう、娘を襲わないよう、監視の責任があった。
長野だと島崎家の例もあって、兄弟がどうの、より濃い血筋による障害関係でそんなシステムが出来上がってそう、と考えるけどな。
中絶合法化でやっと無くなった
寿産院事件はその専門業者の最期のケース
マジなら柳田 國男がこれでもかってくらい現地調査する
記録にないってのはそういうこと
どこが?
末子相続は中央アジアにもそういう風習があったと思うけどコメ欄見るとかなり合理的な制度だなという印象だね
おじろくおばさはそう呼ばれる人たちの特異な性格を精神科医が症例として報告して有名になったもの
楢山節考はあくまでも棄老、いわゆる姥捨ての話
でも舞台となる村の土台となる民俗風習を考えるとモデルという程ではないが全く無関係とも言えないぐらいには擦ってくる
当事者同士が口裏合わせてシラをきり通せば記録に残らないわな
暗黙の常識として定着していれば他所から見て異常でも当事者は何の疑問も持たない
こういう貧農の庶子が徴兵されると実家でコキ使われるよりも軍隊生活がよっぽど良いとなり
「人の嫌がる軍隊に志願で出てくる馬鹿もいる」とまで歌われるようになった。
朝は誰よりも早く起きて夜は誰よりも遅く床につき休み時間もなく家事や家業にただ働き詰め
三度の飯は貧相という劣悪待遇で嫁が牛馬も同然なら庶子は牛馬以下の扱いな生活だったのが
英気を養うため白米の飯をたらふく食えて休憩時間も睡眠時間も充分ある夢みたいな暮らしで
機械化されてない農業は人手頼りなので農村は子沢山となり兵隊さんに憧れる少年だらけに。
晴れて武勲を挙げたら満期除隊後には村の英雄になり元の生活から解放され良い暮らしができ
軍隊に適正あると上官に見込まれたら下士官になって薄給ながらも軍隊に留まって暮らせたし
自動車の運転手など役立つ技能を学んだら除隊後にそういう仕事へと就職する事ができた。
かくして時代が進むにつれ帝国陸軍は彼らの巣窟となっていき不穏な組織へと化していった。
なんで柳田國男限定なんだよ
全国行脚しなきゃなんねーのかよ
末子相続の方が少なくないか?
おじろくおばさの地域見てみ
真実かどうかは怪しさ満点だが、さもありなんと思える地域柄(地理、天候など)だよ
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