昔テレビで観た、大量の食糧と共に餓死した植物学者の実話が壮絶だった。救いはあるけど。
第二次世界大戦中、ロシアのある都市が敵軍によって包囲された。
そこには植物の研究所があり、世界中から集められたありとあらゆる植物の種が大量に保存されていた。
敵に包囲される直前、植物学者たちは都市から脱出することを軍人から進められたが、
学者達の内三人が「種を守る」と言って研究所に残った。
この研究所の種は『いつか大災害などで世界が荒廃した際に大地に蒔く』という目的で、
未来の人類のために保存されていた。
敵に包囲されたことにより物資の供給が絶たれ、都市の人々は餓えと寒さに苦しむ。
植物の種は食料にも出来るけど、学者達は必死に餓えに耐えながら種を守る。
学者の一人が配給食を取りに行って、暴漢に襲われるだか行き倒れるだかして死亡。
残された二人は壁紙を剥がして裏の糊を舐めて飢えをしのぐ。
死んだ一人目の幻覚を見始め、二人目の学者が死亡。
三人目は都市が解放されるまでなんとか生き抜いた。
学者達が守った種は、食糧難に苦しむアフリカに蒔かれることで役立った。
凄く壮絶な気分になった。俺なら絶対に堪えれずに種をたいらげるわ。
研究所の種を盗みに来た男がいて、
学者達に「俺には飢えた子供がいる。今生きている人間と未来の人間とどっちが大事だ」と言っていたのもモヤモヤした。
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1410500940/
コメント
コメント一覧
未来を作るのは今生きている人間だし子供ならなおのこと。
大丈夫かな、頭
レニングラード攻囲戦とかで検索。
なんなら役に立つことがなくてもずっと守らなくてはならないから守り通したのは尊い行為だった
それを植物種が滅びてもおらず他所から調達できるのに保管をやめて撒いてしまうのは台無しやん
溜飲下げる要素無いわプロジェクト継続しとけよ
科学者なら「半分は食ってもよくね?」「簡単に手に入る品種は食ってもよくね??」
くらい気が付く
マリーアントワネットの時のベルサイユ宮殿が今、
観光資源の1つになってたりするからなあ。
この話は作り話だろうけど、立派な人間というよりは現実を見ないで理想に死んだ馬鹿だなぁと思ってしまう
プロパガンダって怖いな。
そこの研究所にしかない植物の種なの?でもアフリカで食糧難を救ったなら、たくさん種がありそうなもんだよね。
これだね。
パブロフスク試験地。レニングラード。
マリーは言ってないのに
レニングラードのパブロフスク試験地。
元は、ソビエトの農業改革のために集められてた種子貯蓄銀行の話だ。
所長ニコライ・バビロフは政争(!)に負けてシベリアに抑留されて死亡
残った研究員が、予め立てられていた計画に従い種を集め、保管し続けた
バビロフに「ブルジュア的似非科学者」とレッテルを貼って追い落としたのが、
悪名高き「ヤロビ農法」を提唱したトロフィム・ルイセンコ。自身がプロレタリア出身と言うことを、有効に活用した似非科学者。失脚後も悠々自適の生活を送った(彼への批判は、彼を支持したスターリンを含むソ連指導者への批判になるとされたため)
ルイセンコの功績として、ソビエト農業を壊滅に導き(事実は隠蔽された)、中国に大飢饉をもたらし、北朝鮮の農業を壊滅させた事が知られている
事実だよ。
ナショジオのコスモスの新シリーズでやってるから見てからコメントしろ。
その意思を引き継いだ種子バンクが北極圏にあるのも知らんのだろうな。
否定してるのはこれ読んで出直しな
その精神が空恐ろしいね
ハイブリッド交雑のための貴重な保存種が。将来ある作物に止めることのできない疫病が流行ったときに保存された旧種は抵抗種を作るのに使用される。まさにその植物の未来の保証なのだ。
それに昔から、飢饉のときに種籾を食べる者は飢饉が去っても餓死するものだ。
完全に否定出来るなんてすごい頭だね!ソース欲しがる訳でもなく!
義農作兵衛さんやね
義農味噌はこの人にちなんで名付けられた
別に血縁ではない
何でそこまでむきになって否定したがるのかな?
知らない人は調べて欲しい
あまりに壮絶過ぎて絶句すると思う
警官は知らんけど
裁判官は実話
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