たまの連休に来る悪友からの誘いには、心のどこかで嫌な予感がしつつもついついOKしてしまいがちだ。
心霊スポットに行こうだなんて、退屈な休日を塗りつぶすには格好の材料として魅力的だと考えさせるには十分だったし。
参加するのは俺と悪友の勇次、それから勇次の彼女の愛理だった。
向かうは旧日本軍の軍事施設跡地で、主に人体実験を中心とした化学実験を行っていたとかなんとかそれはもうもっともらしい場所だった。結構有名な場所だから知っている人も多いかもしれないが、その山の地下にその施設跡はあるって話だ。
俺らは学校を終えたその足でその場所へと車で向かった。道中わくわくしながら騒いだもんだが、いざその山に着いてみると実際怖くなかったと言えばウソになる。
山はいつも不気味さを漂わせている。・・・それはもちろんその日も例外じゃなかったが。
445: 2/2 2007/03/17(土) 11:21:03 ID:FkSKHAgY0
俺らは車を付近の駐車場に停め、歩いてその実験場跡に向かった。思えばこの時からだったんじゃないかと思う、愛理の様子が・・・少し変だった。
上手くは言えないが、まるで夢を見ているような感じだったような気がする。
実験場跡地の近くまで来て、ぼそぼそと俺と勇次が立ち話をしていると彼女が突然
「ちょっと散歩にいってくる」
と、言い出した。
俺と勇次はトイレにでもいくのか?と聞いたが曖昧な返事をしている彼女に、勇次が「あんま遠くまではいくなよ」と言って二人で彼女の後姿を眺めていた。
・・・それが、俺と勇次が見た愛理の最後の姿だった。
待てど暮らせど彼女が帰ってくることは無く、仕方なく二人で実験場に向かったその入り口に彼女のサンダルが片方だけ転がっているのを見た俺らが、必死に名前を叫びながらさがしたところで愛理が見つかることは無かった。
その後、警察の捜査が行われているが、彼女はまだ見つかっていない。
・・・って俺のバイト先の後輩が言ってた。
引用元:https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173293652/
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新宿区の戸山の有名な話ご存じないか。
実際にえたいの知れない人骨がざっくざく
掘り出されたよ。
小説というより、ノベル系R18ギャルゲの文章みたい
百人町に旧軍の化学兵器研究所があったからねぇ
関連があるかもしれないしないかもしれない
大戦末期には長野県下伊那などに機能を分散されたのでそっちが舞台の可能性もあるね
戸山の人骨は
生前に、刺したり切ったりされた跡などがあるってことだから
化学兵器研究所の人体実験の犠牲者と言えるかな
※6
731部隊が日本国内で人体実験やってて大量に犠牲者を出してたってこと?
てことは犠牲者は日本人?
それとも海外から大量に連れてきたの?
白人捕虜はたくさん国内にいたけど
出てきた人骨はアジア人だって話だし
真相はよく分からんな
百人町の研究所では化学兵器の他に物理的基礎研究もおこなっていた
その内容が軍刀や銃剣による試し斬りのデータ収集だとすれば国内の犯罪者や大陸・半島からの強制連行・強制労働者が対象になっていてもおかしくはない
もちろん研究所は関係なく別の組織や集団によるものという可能性もある
ついでに部隊符牒731は関東軍(在満州)隷下の防疫部隊なので
日本本土に関連施設なんてものは存在しないし、指揮系統上も戦闘序列的にもあり得ない。
あまりいい加減な事は言わぬ方が良い。
戸山は白兵戦の学校。
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