私は四人兄弟の長女だった
三つ下に弟、五つ下に妹、六つ下に弟がいた
今は三人兄弟の長女だ。三つ下の弟が他界したから
しかも親不幸なことに自殺。まだ二十歳だったのに
遺書もなく、弟の友人などに訊ねても「なんであいつが自殺?」という反応ばかりだったので、
多分、衝動的なものだったのだろう
弟の死によって思い出したことがある
私は小学生の頃、ものすごく「死」を怖がる子供だった
「自分がいつかこの世からきれいさっぱり消えてしまう」ということが恐ろしくてたまらず、
眠ってしまうと二度と起きられないのではないかと思い、眠れない夜もあった
ある夜、私は弟とふたりでテレビを見ていた。その時ふいに、突発的な死への恐怖が襲ってきた
「死にたくない」
そう言うと、弟は泣きだした
「お姉ちゃんは長生きなのにそんなこと言うな。僕はお姉ちゃんよりずっと短いのに」
泣きだした弟をなだめることに夢中になって、弟の言葉そのものの意味は深く考えなかった
あんなに泣くほど死ぬのが嫌なら死ななければよかったのに、と思うけれど、そういうものでもないのだろうか
引用元:https://hibari.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1316250170/
コメント
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◯親不孝
なので、別のもので気をそらすという手法を使うといいよ。
出典を思い出せないので調べた。
ソナチネか。あれよかったわ。
まあ、現実の警察はドラマみたいに細かく調べたり名推理を披露してくれないからな。
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