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126: 本当にあった怖い名無し 2007/05/03(木) 11:12:11 ID:gqyY+9Bj0
この話は、地元では心霊スポットとして有名なトンネルに行った時の話しです
随分前ですが、高校生の頃に友人と共にそのトンネルを通りました
心霊スポットとは言うものの、別に距離もないし、一応電気も付いている、そして
何人か通っていたので別に怖くはありませんでした
しかし半分ほど進んだところでしょうか…… 一人で立っている女の子を見つけました
見たところは中学生でしょうか…… セーラー服に赤いかばんを持っていました
その子からは別に気味が悪いとかいった感じは無く、むしろ懐かしいような感じがしたと思います
そのまま出口へ向かった時、目の前に茶色い服を着た男を見かけ、何故か
(ああ…… この人は生きていないな……)と僕は思いました
その人からはオーラというか霊気がにじみ出ていて、ともかく気持ちの悪い人でした
といっても顔は見えません 雰囲気が気持ち悪いのです
その人を通り越したところで、何故か凄く後ろを見たくなりました
(見てはいけない…… だめだ…) そう思うのに何故か気になるのです



127: 本当にあった怖い名無し 2007/05/03(木) 11:22:29 ID:gqyY+9Bj0
堪え切れずに後ろを見ようとした時、急に腕を引っ張られました
ふと横を見ると、いつの間に来ていたのか、途中で見かけたあの女の子がいたのです
とても深刻そうな表情で僕の顔を見ています
「お兄ちゃん、駄目」 何故かその言葉が頭の中に響き渡りました
その後は、あの男を見たいという気持ちは微塵も起こらなくなりました
そしてトンネルを出るまで一緒に歩いてくれました
どうやら、女の子は友達には見えていなかったようです
友達が寄ってきましたが僕は何も言えませんでした  …そして女の子の姿は消えていました
(…トンネルに帰ったのかな) 僕はそう思いました



128: 本当にあった怖い名無し 2007/05/03(木) 11:39:54 ID:gqyY+9Bj0
その後は近くでバスに乗り込み、帰りました
その時、前の席に座っていた特別霊感の強い友達が「今、ここにいられるのは
彼女のお陰だぞ… 良かったな」 と言ったのです
更に「あの子も一緒に帰らせてあげたかったがいいと言ったよ…… もう何年いるのかは分からんが
お前のような奴を何人も助けてやっているんだろうな …そしてこれからも助けるんだろう」
「……誰から聞いたんだ?」 僕はなんとなく分かっていましたが聞きました
「あの薄気味悪い男からだよ …お前を連れて行きたかったんだと」
「……なっ……」僕は絶句しました
霊感の強い彼には見えていたらしいのです 恐ろしい形相をした男が、僕の後ろへついていたのが…
しかし暫くするとトンネルの方へ引き返し、消えていったそうです
あの二人が何者だったかは、調べようとも思いませんし、調べる事もできません
そして2度と会うことはありませんでした
男はともかく、女の子にもう一度会いたいです …会ってお礼が言いたい
これが僕の唯一の心霊体験です


引用元:https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1177090045/