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20/11/08
今日の夕飯の話。オカルトかどうか分からない。

子供たちは塾で弁当夕飯、家人は遅く帰る日だったので、遅く帰る家人用のテイクアウトを買いがてら、牛丼屋に食べに行った。

入り口を入ると目の前にコの字型のカウンターがあり、右手に券売機が二つ並んでる。入り口の正面はトイレと厨房で、厨房と券売機のある壁以外の壁際にはテーブルが並んでる。

食券を買ってると、自分の右手になった入り口から客が入ってきて隣の券売機に立った。タッチパネル式の券売機なんだが、タッチパネルにちらり、と髪の長い女性が映った。隣に立ったのも女性だな、と視界の端で感じた。ハンドバッグ持ってたのははっきり見えた。
その人の方が先に食券を買って席についた。入り口から一番近いカウンター。

食券を買って、自分も席に着こうとしてカウンターに目を向けたら、そこにはキャップ被った男の人が座ってた。大学生くらいの。
自分の隣に立ったのは、ちゃんと顔を見た訳じゃないが40代50代の女性だったはず。

他に1人で来てる客はいない。入店した時カウンターに人が座ってないの見てるから、そこに座ってるのは隣の券売機の人に間違いないし。
何気に視線を動かしたら、その人が座った向かいにあるテーブルにいた中学生くらいの少年が、ポカン、とした顔でキャップ被った男の人を見てた。

カウンターに座ろうと思ったけど、なんとなく2人がけのテーブルに座った。
少年は帰る時もキャップの人をチラチラ見てたし、少年の家族の2つ隣に座ってた小さな子供を連れた家族の父親も、トイレに立つ時その人をジロジロ見ていた。

その後入店してきたおじさんはカウンターに座ったけど、キャップの人を訝し気に見てたし、キャップの人が入店してからずっと、子連れ家族の下の子が引きつけ起こしたみたいに駄々捏ねだしてお母さん大変そうだった。
あの人何だったんだろう。
店員は無反応だった。


投稿者:無名様