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171: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/22 08:17
僕は怖かったんですが他の方に較べれば大したこと無いので手短にするようがんばります。
大学2年のとき、家族で伊豆の南端の方へ海水浴に行きました。大きめの旅館が一軒二軒あるくらいの小さな海水浴場でした。地名は失念。

二日ほど海水浴を楽しんだ後、中2の義理の妹は宿題だかなんだかで旅行した周辺地図を作成することになっていたらしく、周囲への散策へ行くといいます。僕は当時新しく増えた家族へのサービスにいそしんでいましたので同行することにしたんです。
旅館の隣はもうでかい岩場のような小山になっていて、そちらへ入っていきました。

小山の上に展望台があり、そこからの写真撮影とスケッチを簡単にして、小山の反対側に降りる小さな道を降りていこうということになりました。
海からの風のせいか、あまり背の高くない木が生い茂っていてトンネルのようになっており、
真夏の炎天下でも涼しく足元が多少薄暗かったのですが、急だったので妹の手をとって少し降りたんです。ああ、多少の下心はあったさ。ありましたとも。
急な山道を7~8歩も降りたところでしょうか。妹が僕の手をぎゅっ と握り締めてきます。
足も止まっています。
おや、これは・・・? と思って振り返ると、それまで楽しげに話していた妹の顔が、ニヤケ顔のままひきつっています。「お兄ちゃん、しし、した見て、下。」
行く手には人気の無い岩浜があるだけでしたから、カップルがいかがわしい事でもしてんのか?と下心モードのまま振り返ると、
ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞわっ
と、足元の土と岩に見えていた モノ が、一斉に、僕の足元から放射状に逃げていくのです。
ああ、思い出すだけで身震いする。湿った土色の一匹2~4cmくらいのフナムシみたいなゴキブリみたいな奴らが、僕らの足元にびっっっっしりといたのです。
あまりの出来事に僕は声も出ず立ち尽くしてしまいました。数秒後、見なかったことにして宿に戻ることになりました。それ以来、妹に変な気を起こすのは辞めよう、と思った次第です。


引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1047792337/