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74: コピペ 03/04/07 02:03
去年の夏。友人達と三人で酒を飲みながら夜を過ごしていました。
気が付くと時計は4時10分。

そろそろ寝ようかと思った時、いきなり何を思ったのか友人が
「朝日を見に行こう!」って言い出したんです。
自分は寝たいと言ったのですが、もう一人の友人も「行くか~」
と言い出し、結局ちょいと遠い所にある断崖絶壁の灯台の見える近くの丘に
車で行きました。

眠たい頭でボーとしながら待っていると、少しずつ空も明るくなってきました。
やがて5時になって、もうすぐ出ると思ったその時、友人の一人が
「なぁ、あそこに誰かおるぞ」
と言い出したのです。「はぁ?」と思い、友人の指差した方向を見て驚きました。

灯台の断崖絶壁のを、人が這い上がって登っているのです。
初めはロッククライミングかと思いましたが、こんな時間にやるわけがありません。
ひたすら三人とも無言でその異様な光景を見ていました。
そして最初は一人かと思っていたのですが、気が付くともう5,6人ほどいます。
そしてさらに崖を登る人はまた一人増えました。
海の中からです。海面にいきなり顔が出てきたかと思うと、そのまま崖を
登り始めるのです。少し遠すぎて、顔は分かりませんが、皆普通の服装で
男も女もまじっています。
「何かやばいって、逃げよう」
友人がそう言いました。
もちろん皆ここに居たく無いので、すぐに車に乗り込み、灯台を後にしました。
あれから2度ほど灯台に行きましたが、そんな事は起こっていません。
良く地元では自殺の名所と言われていますが、
あれが何だったのかは今でも分かりません。
ただ、断崖絶壁の崖を人が海の中から出てきて登り始めるという光景は、
今でも思い出しただけで背筋がぞくぞくします。



81: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/08 23:51
>>74
ひええええええーーーーー



90: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/09 10:14
>>74
遅レス申し訳ないが、なんか七人ミサキを連想させますね。


引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1047792337/