小学校の五年になるまで父方の祖父母と叔父と両親と私とで住んでた。
祖母は結構変わった人で母は同居中かなり苦労していたらしい。
あれはたぶん私が小学校低学年だった頃、私達が寝室にしている部屋の押し入れを開けると
中からマチ針がびっしりささった手づくりの人形が出て来た。人形の顔は手描きで、不気味な表情を浮かべていた。
私は幼いながらにも母が心霊物を好きだった関係で、
それが何を意味するのかわかり、「これ…ダメだよ」とか止めるような事を言った。
母は「大丈夫よ、それは唯マチ針がばらばらにならないように刺してるだけだから」
母はやけに落ち着いた声でそういうと私の手から人形を取り上げた。その落ち着いた声と微笑んだ顔が無性に怖かった。
あの時の異様な感じ、スレタイを見て思い出した。
長々と分かりにくい文でスマソ。
961: スーパーリアル金太 ◆8mzYKF9Qkk 2006/09/29(金) 20:53:01 ID:ixTs2U0v0
>>960
スレタイ通りの話をありがとう。
静かに怖いね。
引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1155373666/
引用元:http://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1155373666/
コメント
コメント一覧
びっしり刺しても全くの無害
お母さんの心の安寧用
呪いを縫いとめる、だっけな。
マチ針は穴がないからどっちも落ちないし、役に立たない。
疑心暗鬼になって人形と母の表情まで怖く見えたんでしょ
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