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903: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/15 11:08
もう14,5年前の話です。
僕の家の裏には山があって、2階の自室はちょうどその裏山に
面していて裏山からの小道が部屋のすぐ横に通っていました。

当時学生だった僕は深夜ラジオを極小さな音で流しながら勉強を
していたのですが、いつからかラジオとは違う音が何処からか
かすかに聞こえてくるのに気付きました。

気になってラジオの音を絞って耳を澄ますとそれは裏山からの
小道を歩いて下りてくる足音と、子供の話し声の様に思われました。

深夜に子供が山から下りてくるというのは余りに非現実的だと
より耳を澄ましてみてもやっぱり聞こえてくるのは舗装されてない
裏山からの小道に転がる小石を踏みしめるジャリジャリといった音と、
恐らく2人位の子供の声を潜めたような話し声でした。

不思議な事にその足音と話し声はもう随分長い事聞こえているのに
ちっとも山を下り切ってこの部屋の横の方へは下って来ないのです。

そういう訳で話し声も長い間聴いていたのに、その話の内容は判然と
しませんでした。

恐ろしさで身を硬くしてただその音に耳を傾けていたのですが
いつしか音は遠のいて消えてしまいました。

後日、父親にその話をしたら昔裏山には流行病(結核などでしょうか)
にかかった人達を隔離しておく小屋があったそうで、その小屋で
死んだ人達の中には子供もあったそうです。

父親はその小屋の人達が
家が恋しくて山を下りようとしているのかもしれないなと言っていました。


引用元:https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1069829791/