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934: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/12(金) 13:14:03 ID:Bp2FSVZq0
小学1年生の時の記憶。
いつもは友達と帰るんだが、その日はたまたま一人で帰るコトになり、
小学6年生の吹いているトランペットの音を聞きながら帰路に着いた。
田んぼの中の一本道、よく晴れた日の午後。トランペットの音はよく覚えている。
学校から少し歩くと、道の上を毛虫が横断している。
無視嫌いの私は、そこで止まって、出来るだけ遠くを通って未知を通ろうとした。
が・・・!

気がつくと毛虫は一匹ではなく、道幅一杯に毛虫・青虫が数百匹といて、
後ろにもウジャウジャ。
行くも帰るも出来ず、私は立ち尽くしたが、「目をつぶれば、通れるかも・・・」と考え、
(ここのところがいかにも小学1年生の思考)
目をつぶって、一歩を踏み出す。

ブシュウ・・・
案の定、一歩目で毛虫を潰し、その途端、自分はパニックに!
ぎゃあ!と叫びながら立ち尽くして目をつぶる。
そこへ、楽しそうな声が。友達が帰り道にいた。
目を開けると、毛虫なんて消えていて、その後、友達と一緒に帰った。


引用元:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1260943566/