田舎

441: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 19:18:01 ID:mTPuEhD8O
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神隠しっぽいものにあったことがある。
小学校1年の夏休みのことだ。

実家はいわゆる過疎地にあって、地域には同い年の子が数人しかいなかった。
その日は遊べる友達がいなかったので、私は一人で外をフラフラしていた。
「大人の目のない場所には行くな」とか「一人で山に入るな」とか言われていたが、
どうせ平気だろうと高をくくり、忠告を無視して林道に入った。
そうしたら見たこともない「可愛いお姉ちゃん」に会った。

7歳の子の認識する「お姉ちゃん」だから、たぶん小学校高学年か中学生くらいだと思う。
「お姉ちゃん」は私と遊んでくれることになり、「年上の私が一緒だから大丈夫」と言って、
私を山に誘った。ささやかな冒険心からか、私はホイホイついていってしまった。
山で私と「お姉ちゃん」は鬼ごっこを始めた。「お姉ちゃん」が鬼だった。
、最初は楽しく追いかけっこしていたのだが、たまたま廃屋を見つけたので
「お姉ちゃん」をまいて隠れることにした。すると「お姉ちゃん」の様子が変わった。
「お姉ちゃん」は優しげだがどことなくヒステリックな声で私を呼びはじめた。

まいた場所から廃屋まではそれなりに離れていたはずだが、それでも聞こえるほどの大声だった。
やがてガラスが割られる音などがして、「お姉ちゃん」が廃屋の中を探し始めたことが分かった。
ふすまを蹴るような音もした。どう考えても尋常ではない怒りかただった。
ちなみに私は簡単にカラの押し入れに隠れていただけなのだが、どういうわけか
「お姉ちゃん」は私を見つけられないようだった。



442: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/15(土) 19:18:51 ID:mTPuEhD8O
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「お姉ちゃん」は廃屋の中を歩き回りながら「出てきて、ここでおままごとしよう」とか
「それともこのお家にお姉ちゃんとお泊まりする?」などと言っていた。
そのうち「お姉ちゃん」は狂ったように、出てこいとか出せとか助けてとかわめきはじめた。
私は怖くて、押し入れの中で小さくなっていた。

その後どうなったのか覚えていないが、いつのまにか私は男の人と明け方の竹林を歩いていて、
いろいろと説教を聞かされていた。
大人が物事を禁止するのには理由があるとか、子供が一人で出歩くのはよくないとか。
その人は私を舗装された道路まで送ると、あとは自分で帰れと言ってどこかに行ってしまった。
そこは地元から峠ひとつ越えたところにある、母の実家のすぐ側だった。
玄関の戸を叩くと祖母が現れ、その場で私を抱きしめて大泣きしだした。
とりあえず私は風呂に入れられ、その間に両親と父方の祖父母が呼ばれていた。
失踪中のことを話しても両親にはあまり信じてもらえなかった。
ただ、祖父母たちは「お姉ちゃん」と遊ぶことになったいきさつを聞いて顔色を変えた。
きっと何か知っていたのだろうが、詳しいことは未だに聞けないままだ。
後日、私が失踪した日に、近所の山で山火事が起こっていたことを知らされた。
焼けた範囲内に、全焼はしなかったが廃屋が一軒あったらしいことも。
消防のおじさんたちも私の失踪を知っていたので、消火後真っ先に廃屋を調べたが、
中には「誰も」いなかったそうだ。

祖父母たちの強いすすめで父実家(林道の近く)から母実家に引っ越して今に至る。
あの朝男の人と歩いていたのはどうやら母実家の近所の竹林だったようだ。
そこには小さな古いお社があり、火の神様が祭られているらしい。




448: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/16(日) 06:17:01 ID:2XPGSpPI0
>>441
なんか無気味な話だな。
もしかしたらその近所に有名な池沼のお姉ちゃんが住んでたのかもしれない。
だからその「お姉ちゃん」の存在を知っていた大人はその話を聞いて
顔色を変えたとか。
山火事も池沼の火遊びか放火が原因と考えればなんとなく辻褄が合う。
一番謎なのはその男の人だよな。



454: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/16(日) 17:39:38 ID:iNmTjLsZ0
押入の中にいた>>441少年を、
>>441が母実家まで送っていくんだよ
いろいろと説教をしながらね



456: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/16(日) 18:22:35 ID:wHUlB3Wv0
>>454
それはいいな



457: 441 投稿日:2008/03/16(日) 19:12:31 ID:4erSfLEpO
たびたび失礼する。
>>454
私、女なんだ。ごめん、一人称で分かると思って書いてなかった。
補足が多くて申し訳ない。



452: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/16(日) 13:38:19 ID:84R33f5m0
その開かない押入れの中にはまだ君が隠れてるんじゃないのか



453: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/16(日) 13:41:42 ID:Xnp2Ossw0
可能性はあるな。
開けた瞬間あなたが存在した世界は崩壊し、その山火事で死んだ歴史に修正されるw
小説書けるな。



455: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/16(日) 17:56:23 ID:IJU7qHfj0
なんかおもしろいな


引用元:http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/